こんにちわ、タケさんです。
この度ご縁をいただき、セナポンに参加させていただくことになりました。
で、初記事、何にしようか悩んだわけです。
ジェネレーションギャップを埋められるようなホットなネタはないのか⁉
熟考した後、行き着いたのはこの場所でした。
ポピーとよさかのレトロ自販機。
レトロ自販機⁉という人も多いでしょうから、まずはその定義をご紹介します。
INDEX
そもそもレトロ自販機とは……
レトロ自販機の定義
懐かし自販機またはレトロ自販機とは、現在主流の自動販売機とは異なる商品や販売形態を持つ自販機で現在はあまり見られないもののことである。
https://dic.nicovideo.jp/a/懐かし自販機
ちなみに、こんなサイトだってあるくらい、全国的にマニアの多いものなんですよ。
ここのサイトでは、全国の昭和レトロ自販機の稼働状況がチェックできます。
https://jihanki.michikusa.jp/working.html
目的地は北区にあり
行ってきたのは、新潟市北区……。
赤い看板⁉屋根が目印です。
新発田市方面から県道3号沿いを競馬場方面に走ると見えてくる赤い看板。
ここが噂の場所・ポピーとよさか。
いざ、入店。入り口はお間違えなく
入り口は2つあり、向かって右から入るとレトロ系ゲーム機が出迎えてくれます。それはそれで懐かしいのですが、今回の目的は、あくまでもレトロ自販機。というわけで、向かって左手の入り口から入店します。
お店の左手の入口から入ると自販機がズラリ。その列の右奥に見えるのが、「うどん・そば」の文字。お目当てのレトロ自販機です。
このお店にあるのは、「富士機器めん類自動調理販売機」。
1975年(昭和50年)から95年(平成7年)まで約3,000台が製造されたという、代物。今では新品がないため、部品も残っておらず、現存するものがすべて。全国でも70台弱しか稼働していないという、まさしくレトロな代物なんです。
100円玉のみ使用OKで、そば・うどんともにお値段は一杯300円。
お店の中を見渡すと、このそば・うどんにコンビニのおにぎりという組み合わせを楽しむ人もチラホラ。
なるほどね、そういうふうに楽しむのがオツなのねと思いつつ、特別に中を覗かせていただくことに……。
貴重!レトロ自販機の中ってこんなでした‼
今回は、本当に特別に機械を開けていただき、中を見せていただきました。通常は機械の中を見られません。
お店に数人いるという看板娘のひとり、
渡辺里子さんにレトロ自販機の説明をお願いしました。
県内外のお客様に来ていただいています。この間のゴールデンウイークには、そばとうどんを毎日100杯ずつ作っても足りないくらい……。本当にありがたいです。この自動販売機がお店に設定されたのは40年以上も前のこと。メーカーが生産を中止しているから、壊れたら……。大切に使っていきたいですね。じゃ、中の説明をしようかね。
この左にある螺旋状の部分にそばとうどんをセットするのよ。
機械の左部分には丼がズラリ。中には、そばとうどん、それぞれが入っています。
ちなみに具はかき揚げの一択のみです。
それでお金が入って、そばかうどんが選ばれると、右下のこの部分、蓋みたいのがあるでしょ?ここに器ごと落ちてきて、湯煎。その後、湯切りをするわけね
見るからに古めかしい感じがする内部。使い込まれてメッキが剥がれているところなんかに年季を感じずに入られません。
そして、湯切りが終わったら、機械の中心にある筒状のところから、特製のつゆが丼に注がれて、出来上がり!というわけ、ね。
みんなのお目当ては、このうどん!
ほぉ〜。
というわけで、つゆが入る前のうどんを特別に見せていただきました。
ひと玉分のうどんの上には、自家製かき揚げが鎮座。
具材は、タマネギ、ニンジン、長ネギを基本に季節の野菜が加わるそう。
この後、完成版を食べましたが、つゆは優しい味わいで実にいい感じ。
懐かしいな!とは思うんだけど、「〇〇で食べたような」という形容はできない、唯一無二の味わいです。
こんなものも人気です
お土産になるようなものを作ってほしいというお客さんの声が多くてね。
そんなお客さんからの声で生まれたお土産グッズは、看板娘さんたちに声をかけて直接購入するスタイル。
アクリスキーホルダー⁉
完売のため、この日はお店になかった「アクリルキーホルダー500円」のほか、お店をイメージした「缶バッジ300円」などが購入可能。ちなみにこのマグネット式の缶バッジは第二弾。丸型のタイプが第一弾で、近々第三弾も発売されるのだとか。人気ぶりが伺えます。
実はこちらも人気なんです。
それが……。
トーストサンド⁉
トーストサンドの自販機です。こちらも希少価値のあるレトロ自販機で、太平洋工業のトースト自販機となります。せっかくだから、こちらも御開帳してくださいました。
中はこんな感じ。「ハム」と「チーズ」の棚にそれぞれがセットされています。お金が入って、どちらかの具材が選択されると、選ばれたものを熱々の金属板で挟んで40〜50秒ほどで取り出し口に落ちてきます。
こちらは、一個200円。
そば・うどんのかき揚げ同様、このトーストサンドも基本は手作り。
パンにまんべんなくくマーガリンを塗り、具材を置き、アルミ箔で包む。
これをオープンした1980年代からずっと行っているのだとか。
まとめ
太平洋工業のトースト自販機と富士電機めん類自販機が現役で稼働しているのは、非常にレアなことだそう。
気になった人は、ぜひその味わい。
昭和な世界を楽しんでみてくださいね。
大事なことなので、もう一度。今回は、本当に特別に機械を開けていただき、中を見せていただきました。通常は機械の中を見られません。ご了承ください。
店名 | ポピーとよさか |
住所 | 新潟市北区内島見2545-2(地図) |
電話番号 | 025-386-1374 |
営業時間 | 8:00〜23:00 |
定休日 | なし |
駐車場 | 30台 |
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