こんにちは!幼い頃から映画が好きで、今までに約1100本の映画を鑑賞してきた生粋の映画好き、たいきです。
突然ですが、皆さんは映画館で映画を観るとき、「どこの映画館で行くか」って気にしますか?

うーん、映画館で映画を観たいと思うときって、まず「観たい作品」があって、そこから「自分が行ける時間帯にその作品を上映している映画館はどこか」って探し方をするから、この映画館で観たいっていうこだわりは全然ないかも。

同じくですね。そもそも映画館によって、何か違いってあるのだろうか?どこで観ても大体同じなような気がするんですが……。
まあ、大体の皆さんがそう思いますよね。
ただ、映画好きの僕からしたら、ノンノンノン!!!
劇場内のシートやフード、公開する作品の傾向、割引サービスなど、各映画館ごとが持つ特徴って結構違うのです!
毎週のサービスデーが月曜日のところもあれば水曜日のところもあるし、他と比べてフードメニューが充実していたり、大迫力のスクリーンを備えている映画館もある。
これらの違いを知っていれば、

この映画、絶対に観たい……。でも週末に行くと鑑賞料金1900円だから、月曜日のサービスデーに行こうっと!

今日は恋人とディナーする予定だったけど、観たい作品もあったし、フードが充実してるあの映画館で映画デートにしよう♪
など、シーンによって使い分けることができちゃうんです。
ということで、今回はセナポン屈指の映画好きである僕・たいきとオハナさんで、新潟市内にある5つの映画館の違いや魅力について、たっぷり語っていきたいと思います!
〜登場人物紹介〜

オハナ
映画は新・旧作合わせて年間約100本観る映画好き。好きなジャンルは、観終わったあと「これどういう感情になればいいんや……」と思うようなヒューマンドラマ。特に夫婦倦怠期モノ映画が大好物。(ベストムービーは「ブルー・バレンタイン」)
週に1回映画館に行かないと体がムズムズする。

たいき
小学3年生のとき「ハリーポッター賢者の石」を観てから映画にハマり、今までに累計1100本ほどの映画を鑑賞。ベストムービーは「ジョジョ・ラビット」。ヒューマンを中心に、アクション、ファンタジー、歴史、ミステリー、ロマンス、ホラー、どんなジャンルの映画も好む。
INDEX
新潟市内の5つの映画館について、違い・魅力を語り合ってみた!
館内環境もフードも公開作品も文句なし。みんな大好き「ユナイテッドシネマ新潟」
最初に紹介するのは、新潟市中央区DEKKY401内にある「ユナイテッドシネマ新潟」。

※画像は公式サイトTOP
新潟唯一の4DX(標準の映像・音声に合わせて座席稼働や環境効果で映画の世界をリアルに体感できる)を体験できる映画館。公開作品は、メジャーな作品はもちろん、映画祭などで脚光を浴びたプチマイナーな映画も取り扱ってくれる印象です。
館内の環境も良く、小さなお子様がいる方への補助いすの貸し出しや、両ひじ掛け付きのビッグシート、カップル・友人・ご家族におすすめのペアシートもあります!
また、ユナイテッドシネマ会員になると、毎週金曜日は鑑賞料金1100円、映画を6回鑑賞すると1回分が無料になるなど、かなりお得。ウオロクかコメリの会員は2名で2400円というペア割もあるそうです。
会員以外の方でも毎月1日のファーストデーや、毎月14日のシネマ感謝デー、毎週水曜日はサービスデーで鑑賞料金は1200円になりますよ。1900円が1200円になるなんて、この日に行かなきゃ損だよね!

ユナイテッドシネマ大好き〜。公開作品的にも、館内の環境的にも、新潟の映画館の中で一番好きだなあ。

ユナイテッドシネマは安定ですよね。4DXあるのが激アツです!

私は結構映画館でフード食べるんだけど、ユナイテッドシネマで売ってるポテトがとにかく好きで……!大きい半月型のポテトでホクホク系で食べ応えがあるし、芋の味がうまい!行くと大体の確率で食べちゃう。


えー!知らなかった……!僕食べたことなかったのでこれは一度食べねば。

あとはワッフルも美味しいよ。350円でワッフルにしては結構お高めかな?と思うんだけど、セブンイレブンとかに売ってるワッフルの倍はボリュームあってびっくりする!
……なんか食べ物の話ばっかりしちゃった。(笑)

ワッフルも食べたことない〜。学生の僕はフードにお金使う余裕がないんです!(泣)
でもオハナさんがそこまで言うなら食べてみよう!
イオンならではのサービスがたくさん!全国でも珍しいアップグレードシートも魅力。「イオンシネマ新潟南」
新潟市内でも一番のショッピングモール イオン新潟南内にある「イオンシネマ新潟南」。

※画像は公式サイトTOP
老若男女問わずたくさんの人が訪れるショッピングモールの中にあるだけあって、メジャーな作品を中心に上映している印象。子ども向けの映画も多く長く上映しているイメージがあります。
また、イオンシネマに関してはお得なサービスが豊富!
「ワタシアター会員」という会員制度は、会員になると毎月1回1200円で映画が観れる特別クーポンの発行と、6回の鑑賞で1回分が無料に、またフードの割引クーポンもいただけるなど太っ腹。
会員以外の方でも、毎月1日のファーストデーや、毎週月曜日のハッピーマンデーで鑑賞料金は1100円に。55歳以上の方は鑑賞料金1,100円のハッピー55、どちらかの年齢が50歳以上のご夫婦さまは鑑賞料金2,200円の夫婦50割り引きなどの嬉しいサービスもあります。
また、毎月20日、30日のイオンお客様感謝デーでは、イオンマークのクレジットカードご提示で1100円に、イオンマークのクレジットカード払いで会員ご本人さまと同伴の大人1名さままで、一般鑑賞料金から300円割引になるなど、イオンならではのお得なサービスも満載です!

イオンシネマといえば、ちょっと前に期間限定でやっていた「ワンデーフリーパスポート」が印象的です!

2021年の5月くらいに利用して、1日で「花束みたいな恋をした」「街の上で」「ラーヤと龍の王国」「しあわせのマスカット」の4本を観ました。

うわ〜!私ワンデーフリーパスポートやってたとき行かなかったんだよな〜!
映画を見終わったあとはその映画の余韻にじっくり浸りたいタイプだから、1日で映画何本も観ちゃうと1つの映画に対する印象が薄れちゃう気がして、行けなかったんだよね。

その気持ちもめっちゃ分かる……!ただ、その日は1日中アートに触れることができて、かなり充実した1日になりましたよ。達成感もありましたし!

う〜〜んそうなんだよな〜。だから次やってくれたら絶対行く。イオンシネマさーん!お願いしまーす!
そしてイオンシネマ新潟南には+500円で利用できるアップグレードシートがあるから、ワンデーフリーパスポートを使うときはここの座席でゆったり贅沢しながら1日中映画に没頭したいな〜。

※画像はイオンシネマ新潟南公式HPより

全国でも19館しか導入されていないこのシート!特別なときに一度は使ってみたいですね。
公開作品的にも収容人数的にも、実は穴場?「イオンシネマ新潟西」
続いて紹介するのは、新潟市西区小新インターを降りてすぐのイオン新潟西内にある映画館「イオンシネマ新潟西」。

※画像は公式サイトTOP
公開される映画はメジャーな作品が大半ですが、マイナー作品も多く上映しているイメージ。また、たまにあるリマスター版の上映に関しては、選ぶ作品のセンスが神。
こちらもイオンシネマ新潟南と同じく、お得なサービスが豊富!
2館とも割引サービスはほとんど変わりませんが、新潟南にあった毎週月曜日のハッピーマンデーはなく、代わりにサンクスデーとして毎週水曜日に鑑賞料金が1100円になります。月曜日は南、水曜日は西と使い分けても良さそうですね!

イオンシネマ新潟西も結構好き。他の映画館ではやってないけど絶対に観たいっていうちょいマイナーな映画、イオンシネマ新潟西でやってるやん……!って出来事が結構あって、実はめっちゃ信頼してる!

私、2020年度のベスト映画が「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」で、2021年度のベスト映画が「17歳の瞳に映る世界」だったんだけど、どちらもここで見たんだよね。その年のベスト映画はイオンシネマ新潟西で観るって法則があるのかも。(笑)

へー!面白い!
僕はこの記事を書くにあたって館内の情報をいろいろ調べていたんですが、イオンシネマ新潟西にあるスクリーンが新潟市の映画館の中で一番収容人数が多いってことに気づいてびっくりしました。
各映画館ごとの一番大きいスクリーン収容人数・座席数
・ユナイテッドシネマ新潟 No.1スクリーン:382人(公式HPより)
・イオンシネマ新潟南 1スクリーン:298席+アップグレードシート16席(公式HPより)
・イオンシネマ新潟西 1スクリーン:580席(公式HPより)
・T・JOY万代 シアター1:409席+車椅子2席(公式HPより)

ええっ!そうなんだ。てっきりユナイテッドシネマだと思ってたから意外。
ちなみに、たいきくんは映画館ってどの辺の席で観るのが好き?
私はいつも後ろの方の右端か左端。自分の後ろに誰かいると、背中に足が当たったりすると気になっちゃうんだよね。作品に没頭したいからこそ、他人の存在を感じるリスクはなるべく排除したい!

わ〜僕は結構真逆で、前に誰かいたら気が散ってしまうタイプ。なので、大きいスクリーンの時は真ん中くらいの列で、ミニシアターや小さいスクリーンの時は前の列で見ます!
大きいスクリーンの時に前で見てもスクリーンの全てが視界に入らないんですけど、小さいスクリーンの時は前の方で見たらちょうど視界に収まるんですよね。だから没入感を味わえる!
でも前の席で見ると背中と頭がずっと席にもたれかかってるので後ろの髪がぺちゃんこに……帰る時は帽子必須です(笑)

へ〜!そうなんだ!映画好きによっても差があるからこういう会話めっちゃ楽しいね(笑)
アニメ作品やライブ映像が充実!映画前後の万代ショッピングも○「T・JOY新潟万代」
次に紹介するのは、新潟の中心部 万代のビルボードプレイス2内にある「T・JOY新潟万代」。

※画像は公式サイトTOP
公開される映画はメジャーな作品が大半ですが、他の映画館に比べて、アニメ作品やアーティストのライブ映像・ドキュメンタリー映画の取り扱いが多い印象があります。
また、オンラインチケット予約サービスKINEZO会員になると、オンライン予約限定で毎週火曜日・木曜日の鑑賞料金が1300円になります。両方平日とはいえ、週2に2回も割引される日があるのは嬉しいですね。
会員以外でも、毎週水曜日の水曜サービスデーや、どちらかが50歳以上の2名1組様で、同一上映回の鑑賞料金が2人で2800円になるペア50割などの割引もあるようです。

説明にもある通り、T・JOYはアニメ作品やアーティストのライブ映像、ドキュメンタリー映画を豊富に扱ってるなって印象がある!誰かのファンなんだろうな〜って人が行列を作っている光景もよく見るね。

それめっちゃ分かります!(笑)
そして僕が新潟で一番好きな映画館はここ、T・JOY。万代にあるのでアクセスも良いし、なんといっても「午前10時の映画祭」をやっているところが大好き。
新潟でやっているのはこの映画館だけですし、本当に映画好きの方や作品が好きな方が見にこられるので安心してみれます。携帯いじる人なんて絶対いませんし!

午前10時の映画祭とは
映画の黄金時代(主に1950~70年代を中心)に生まれた名作をはじめとする数多の映画から、特に素晴らしい傑作娯楽映画を厳選し、オリジナル・ニュープリントを製作して全国の映画館で1年間上映する映画祭のこと。鑑賞料金は通常よりも安く、一般:1,500円/シニア:1,200円/学生:1,000円となっていることも特徴。

午前10時の映画祭、まだ一回も行ったことないんだよね…..。でも昔の名作が映画館で観られるって超魅力的。絶対行かなきゃな〜と思っている!

あとT・JOYはフードのレパートリーが多いよね。
パン系はホットドックだけじゃなくてエビカツサンド、コロッケサンドもあるし、フライドポテトやナゲットも。映画館で食事を済ませることも多い私は、毎月ホットドックを結構食べることになっちゃうんだけど、T・JOYはその他の選択肢もあるから地味に嬉しい(笑)

フードのセットメニューも充実してますよね!家族や、大人数で行くのにも向いているかも。

そして映画を1本観ると万代シテイ第1駐車場 ・万代シテイ第2駐車場 ・ラブラ2駐車場の5時間分サービス券がもらえるので、万代で買い物したいなってときはあえて映画見たりもするかな!

その使い方は賢い!万代でよく買い物する人、ぜひ一緒に映画館にも行きましょう。
コアな映画ファンにはたまらない!ミニシアターならではの雰囲気を味わって「新潟・市民映画館シネ・ウインド」
最後に紹介するのは、こちらも万代ビルボードプレイス近くの万代シテイ第二駐車場ビル内にある「新潟・市民映画館シネ・ウインド」です。
開館のきっかけは、1985年3月、多くの映画ファンに愛された名画座「ライフ」(新潟市古町)の閉館。その後、現シネ・ウインド代表の齋藤正行さんが「市民が運営する映画館」の建設を提唱し、「新潟・市民映画館シネ・ウインド」が作られました。
HPにも「シネ・ウインドはどこからもバックアップのない民間団体であり、入場料収入や年会費で成り立っており、会員制度は大きな支えです」とあるとおり、シネ・ウインドがずっと続くためには、会員継続、入会や上映作品のクチコミ宣伝、運営への参加等が重要なようですね。
公開作品はニッチでコア層向けの作品が多いです。
シネ・ウインド会員になると、映画鑑賞料金は大人1100円、29歳以下/シニア(60歳以上)/チャレンジドの方・療育手等をお持ちの方は900円、会員の子ども(3歳以上~中学生)は500円、会員同伴者は2名まで1100円になるなど、かなりお得。
また、どちらかが50歳以上なら2人で2,400円になるペア50割引、12月7日のシネ・ウインド誕生日には1200円(会員は900円)、にいがたっ子すこやかパスポート提示により親子2人で2000円になる割引制度もあるようです。

シネ・ウインドはちょっと映画上級者向けの映画館だね!
公開される映画もかなりニッチだし、他の映画館では取り扱っていないマイナーな作品が多い。監督さんとかを招いて、トークショーもよくしているよね。ほんと、映画好きのための映画館って感じ。

作品をただ観るだけじゃなくて、作り手の方と直接交流して、双方向の関係での映画の楽しさを味わえますよね。
公開時期はずれたりするけど、「これ観たいな〜でも絶対新潟ではやらないだろうな〜」っていう映画を上映してくれるから本当に助かります。

あとはミニシアターっていう小さい映画館ならではの空気感もいいよね〜。以前、「街の上で」っていう映画をここで観たんだけど、お客さん同士の距離が近いから、ちょっと笑えるシーンでみんなの「クスクス……」って声が館内全体を包み込んで、すごくあったか〜い雰囲気になったんだよね。
「この映画、めっちゃ面白いな……」って感情をその場にいたみんなで共有してる感じがすごく心地よかった〜。大きい劇場だとこの雰囲気は絶対に味わえない!

わ〜!そういう、「そのとき・その場所でしかできない映画体験」ってすごく心に残りますよね。その映画も自分にとってすごく特別な1本になります。

あとは外にあるポスターの貼り方が好き。ここの前通りすがると絶対に立ち止まってじーっとポスター見ちゃう。(笑)

ここ、映画ファンは絶対に無視できないですよね。(笑)
まとめ
ということで、今回は新潟市にある5つの映画館について、その違いや魅力をオハナさんと語ってみました!

いやあ〜楽しかった!こうやって語ってみると、改めて映画館ごとに結構違いがあることが分かったね。

映画館も千差万別ですよね。どんな映画館が好みかは人それぞれだけど、お気に入りの映画館が1つあるだけで、あなたの映画ライフは充実すること間違いなしです!
新潟の映画館は地域に根差した割引制度が思いのほか多くありびっくりしました。僕が北海道に住んでいたころは、地域の方々に向けた割引は見たことがなかったので、こういう割引制度はいい取り組みですよね。
さらに映画館によって公開される映画の傾向の違いなども、作品選定する方に直接伺ってみたいな~って感じました。
せっかく映画館に足を運ぶのであれば映画そのものだけではなく、映画館の雰囲気も肌で感じてみてください!
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