
最近全然体動かしてないなぁ。
高校を卒業してから、定期的に運動をしなくなったちゃくみです。
ちょっと階段を上るだけでも息が切れることが増えてしまい、かなり体力が落ちたと自分に落胆することもしばしば……。

でも、疲れるだけの運動は嫌だー!
せっかく体を動かすならば、楽しむ事がなにより!心もリフレッシュするし、気分も上がると思うのです。(持論)
そこで、私が目を付けた運動方法が「トレッキング」
トレッキング(英:trekking)とは
引用元:Wikipedia
山歩きのこと。登頂を目指すことを主な目的としている登山に対し、トレッキングは特に山頂にはこだわらず、山の中を歩くことを目的としている言葉。ただし、結果的に行動の過程で、山頂を通過することもある。ニュージーランドでは、トランピング (tramping) と呼ばれている。
登山やハイキングというと、気軽さがなく、初心者にはちょっと難易度の高いアクティビティですが、トレッキングの本質はあくまでも「自然と戯れる」ということ。自分の体力に合わせてその季節・その場所の植生を楽しむことが基本です。
昨今、トレッキングは旅行ツアーとして企画があるくらい話題のアクティビティであり、エクササイズとして注目を浴びています。
運動不足解消にはもってこいですね。
というわけで、今回は私が実際に訪れた&いつか行ってみたい山歩き初心者でも安心して楽しめる新潟県内のトレッキングコースを8つピックアップしてみました。
トレッキングコースとしておすすめしてはいますが、中には登山やハイキングにも適している場所もあります。
梅雨の時期に突入する前に、今回スポットを当てたコースをチェックして是非チャレンジしてみてくださいね。
INDEX
初心者だけど始めたい!トレッキングが楽しめるコース
■下越エリア
山頂にも神社があるのよっ。参拝しに行こう!「弥彦山(表参道コース)」

所要時間:登り90分 下り約50分
新潟を代表するパワースポット彌彦神社の背後にそびえ立つ弥彦山。
その標高634m。東京スカイツリーの高さと同じという豆知識は、神社内から乗ることが出来る弥彦ロープウェイに乗るとガイドさんが必ず説明してくれます。
実は、彌彦神社のご神体は弥彦山の山頂にある御神廟で眠っているため、その御神廟で参拝するとよりご利益が得られるそうです。 古来から霊峰として多くの参拝者が信仰を深めるべく、足を運んできました。
現在は、弥彦山スカイラインや、お子様でも歩きやすくするために山道を綺麗に整備して、安心して誰でも弥彦山の神聖な自然を体感することができます。
新潟市内の小中学校に通っていた人であれば、登山行事の際に1度は登ったことあるはず。
小学生でも登れるくらい、登山初心者にも適している山。
ロープウェーも上り・下りどちらも利用可能なので、足が疲れてしまった場合でも、移動手段があり、初心者にも優しいコースで嬉しいですね。
住所 | 新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦3606-1(地図) |
電話番号 | 0256-94-3154(弥彦観光協会) |
アクセス | JR弥彦線「弥彦駅」より徒歩で15分 北陸自動車道「三条燕IC」より車で25分 |
駐車場 | 有(弥彦山スカイライン山頂駐車場・彌彦神社駐車場) |
参考HP | やひ恋 にいがた観光ナビ |
難易度 | ★★★★★(5点満点中) |
安心ポイント | ・登山客も多いので、急な道にはロープを付けたりと、山道の整備もしっかりしている。 ・休憩所もあるので、一息つける。 ・ロープウェーに乗って登り下りも楽々。 |
あじさい目指して頂上へ!「護摩堂山」

所要時間:約1時間30分
この時期見頃を迎える約3万本のあじさいが鑑賞できるが有名スポット護摩堂山。
護摩堂山の植生はみずみずしい木々が生い茂げており、少し歩くと竹林もみえてきます。竹林といえば竹林から生えてくるタケノコですが、田上町のタケノコはアクやエグミが少なく、芳しい香りが特徴で有名な田上町の食になります。
コースとしては、低めの山になるので、なだらかな山道が続き、比較的道幅も広いので、トレッキングとしても登山としても子供からお年寄りまで幅広い年齢層の方でも登ることができるコースとなっています。足腰を鍛え直すにはうってつけですね。
鮮やかな青紫の護摩堂山トレッキングコースが楽しめるのはこれから6月中旬~7月上旬になるので、気になった方は是非この機会に行ってみてはいかがでしょうか。
住所 | 新潟県五泉市橋田(地図) |
電話番号 | 0256-57-6225(田上町観光協会) |
アクセス | JR信越本線「田上駅」より徒歩で10分 磐越自動車道「新津IC」より車で約30分 |
駐車場 | 有(約40台) |
参考HP | 道の駅たがみ にいがた観光ナビ |
難易度 | ★★★★(5点満点中) |
安心ポイント | ・子どもからお年寄りまで登れるコース。 ・途中に休憩ポイントとしてトイレが完備。 ・ガタガタした道の悪い箇所がない。 |
■中越エリア
四季折々様々な植物が共生し合う「国営越後丘陵公園(里山フィールドミュージアム)」

所要時間:約1時間30分
国営越後丘陵公園といえば、チューリップやコスモスが咲き誇る「花の丘」や「香りのバラ園」などが人気のスポットですが、健康ゾーンを抜けた先に、穏やかな田園風景が楽しめる里山フィールドミュージアムはトレッキングに最適なコースとなっています。
地形によって変化する自然環境の中なので、歩いていて飽きないところも魅力の一つ。雑木林や湿地、野原などがコースとして含まれますが、綺麗に手入れをしているので、歩き憎さを感じません。
また、自然学習として様々な体験プログラムを企画しており、カタクリの花が見頃の時期はガイドを付けて一緒に周ることも可能。詳しい散策路についてマップも配布されているので、積極的に活用しましょう。
なお、ウェルカムゲート方面からお越しの方は、園内バスを利用すれば里山フィールドミュージアム方面に楽々アクセスできますよ!(※運行時間にご注意ください。)
※12月~3月は里山フィールドミュージアム閉鎖
住所 | 新潟県長岡市宮本東方町 字三ツ又1950−1(地図) |
電話番号 | 0258-47-8001(国営越後丘陵公園) |
アクセス | 関越(北陸)自動車道「長岡IC」より車で約10分 ※ウェルカムゲート方面(花の丘・香のバラ園)へのお越しの方は、「アクアーレ長岡」でナビ検索 ※里山口方面へのお越しの方は、「里山フィールドミュージアム」でナビ検索 |
駐車場 | ウェルカムゲート駐車場 約1850台 里山口駐車場 約27台 あそびの里駐車場 約208台 |
参考HP | 国営越後丘陵公園 |
難易度 | ★★★(5点満点中) |
安心ポイント | ・定期的に園内スタッフが散策路を整備。 ・複数の散策路が通っているため、お好みの遠路を選んで散策可能。 ・健康ゾーンから里山口まで園内バスが運行。ウェルカムゲート方面からでも、アクセス簡単。 |
大地の恵み感じる世界最大級のロックガーデン「湯沢高原スキー場・アルプの里」


所要時間:30分~2時間30分
越後湯沢駅下りてすぐ、冬季シーズンはスキーやスノーボードの利用客で賑わう湯沢高原スキー場・アルプの里から見える湯沢町の眺望は圧巻もの。
とても貴重で可憐な高山植物が生育し、深々とした緑に溶け込んで思わずその絶景にうっとりしてしまいます。
私がこの写真を撮影した時期は、5月のGW。まだ残雪が残っており、流石は湯沢!というところですが、これから夏にかけて約200種類の高山植物が見頃を迎えます。また違った山の自然をみることができますよ。
お散歩気分で周れるコースは約30分。更に体力に自信のある方は大峰山を周遊するコースで約2時間30分になります。登山並みの時間になるので注意です。
また、5つのテラスが点在しており、それぞれ見える景色が異なるのでテラス巡りも一つの楽しみ方ですね。
※6月9日(木)現在、今年度のトレッキングコースは全コース閉鎖中。オープンは雪解けをお待ちください。
住所 | 新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢490(地図) |
電話番号 | 025-784-3326(湯沢高原パノラマパーク) |
アクセス | JR上越新幹線「越後湯沢駅」西口より徒歩で約10分 関越自動車道「湯沢IC」より車で約5分 |
駐車場 | 有(約300台) |
参考HP | 湯沢高原スキー場/パノラマパーク にいがた観光ナビ |
難易度 | ★★★(5点満点中) |
安心ポイント | ・レストランやカフェが併設されており、ゆっくり休憩できる施設がたくさんある。 ・コースはアスファルトの道が多いので、足場の悪さを感じない。 ・無料シャトルバス(運行期間 6月上旬~10月下旬)、やまびこリフト、ロープウェイの利用でアルプの里まで移動が便利に。 |
コースもアクティビティも盛りだくさん!「あてま高原リゾートベルナティオ」


所要時間:20分~2時間
十日町市の山奥にあるリゾートホテルあてま高原リゾートベルナティオでは、宿泊客以外の方でも楽しむことができるアクティビティプランが豊富です。
ベルナティオ周辺の自然環境は、ホテルのスタッフや地元の方々が定期的に整備を行い、手間をかけて里山の自然環境を維持しています。
トレッキングコースとしては、初心者でも簡単に登ることが出来る当間山コース、駐車場下りてすぐにある湖を起点としたおさんぽコース、道路を挟んだ先にあるサイクリングコースにもなっている林コースなど、コースの特徴も長さも様々。
また、ホテルの近くにある「あてま 森と水辺の教室ポポラ」では1組限定のプライベートツアーや、里山を舞台にした体験プログラムを多数企画。地元の方がどのように自然と向き合っているか、トレッキングを通して学ぶことができる内容が盛りだくさん。
アクティビティプランの詳しい情報は あてま森と水辺の教室ポポラ「森のホール」またはフォーラムセンターにお問い合わせください。
住所 | 新潟県十日町市珠川(地図) |
電話番号 | 025-758-4888(あてま高原リゾートベルナティオ) 025-758-4811(あてま森と水辺の教室 ポポラ「森のホール」) |
アクセス | 関越自動車道「塩沢石打IC」より車で約40分 北陸自動車道「越後川口IC」より車で約45分 「十日町駅」より予約制シャトルバス(無料)で約40分 |
駐車場 | 有(約200台) |
参考HP | あてま高原リゾートベルナティオ あてま森と水辺の教室ポポラ |
難易度 | ★★(5点満点中) |
安心ポイント | ・当間の山を知り尽くしたガイドさんが案内してくれる。 ・宿泊を兼ねても良し!疲れた時にはホテルで休憩できる。 ・当間山のコースは山頂まで5km、標高差400mで初心者でも挑戦しやすい。 |
新潟県が誇るブナの森をレッツラ探検!「キョロロの森・美人林」


所要時間:1~2時間
温泉街として有名な十日町市松之山。そんな豊かな雪里の自然や生物多様性について学ぶことが出来る施設がも森の学校キョロロ。そしてその周辺を囲むように美しく育つ美人林もトレッキングコースとして注目されています。
森の学校キョロロの特徴としては、スタッフの方々が、コースを綺麗に管理し、自然と生き物の共存を大切に保持しており、鳥獣保護区、環境省の生物保全上重要な里地里山(重要里地里山)として指定されています。
そのため、入山する前には受付が必要です。森に入る前に必ず館内に立ち寄って、受付を行いましょう。
美人林の特徴は、コースとしての道は無く、起伏がなく見通しがよい空間なので、自由に散策することができます。また、地面は一面落ち葉なのでとってもふかふか。風通しもよいので、夏の間でもマイナス2度くらい温度差が違います。
注意点としては、急な崖もあるので、足下をよく確認しながら歩き進めましょう。
住所 | 新潟県十日町市松之山松口1712-2(地図) |
電話番号 | 025-595-8311(森の学校キョロロ) |
アクセス | 関越自動車道「塩沢石打IC」から 約50分 北陸自動車道「越後川口IC」より車で約50分 上越新幹線「越後湯沢駅」下車、ほくほく線で「まつだい駅」へ。タクシーで約15分 |
駐車場 | 有(森の学校キョロロ 約100台/美人林 約20台) ※冬季は美人林川の駐車場の除雪をしないため、森の学校キョロロ駐車場をご利用ください。 |
参考HP | 森の学校キョロロ⇒森の学校キョロロ 松之山ドットコム にいがた観光ナビ 美人林⇒十日町観光協会 |
難易度 | ★★(5点満点中) |
安心ポイント | ・ 入山する際の注意喚起を徹底。 ・里地里山(重要里地里山)として指定されているため、スタッフが常に山の安全管理をしている。 ・美人林のコースは足下が一面落ち葉でふかふか。足の負担がかからない。 |
竜の伝説残る濁りの無い透き通った池「龍ヶ窪」


所要時間:約20分
まるで鏡に映したようにどこまでも透き通った幻想的な景色を眺めることができる龍ヶ窪の池
取材に訪れた5月末の時、外気温26度という夏日でしたが、マイナスイオンの効果で暑さを忘れるほど涼しかったです。
厳しい難所を進む場面はありません。しかし、伸びた枝や、毛虫がいたり、遊歩道が若干狭く感じるので、走ったりせず、前方に気をつけて進みましょう。
また、ここで湧き出す水は、現在もなお地元住民が生活用水として利用しています。道の途中に飲料水として汲めるポイントがあります。飲みやすくて、歩き疲れた体に響くおいしさです。
龍ヶ窪の池では、永く池の環境を守るため、募金箱が設置されています。保全のために協力していただければ幸いです。
住所 | 新潟県中魚沼郡津南町谷内6217(地図) |
電話番号 | 025-765-5585(津南町観光協会) |
アクセス | JR飯山線「津南駅」よりタクシーで15分 関越自動車道「越後川口IC」または「塩沢石打IC」より車で約1時間 |
駐車場 | 有(約20台) 駐車料金 バイク:100円 普通車:200円 大型バス:500円 |
参考HP | 津南町観光協会 にいがた観光ナビ |
難易度 | ★(5点満点中) |
安心ポイント | ・コース自体が短いので、観光気分で運動ができる。 ・厳しい難所のようなポイントは無い。(※道幅が狭かったり、伸び枝には十分ご注意ください) ・龍ヶ窪の池に向かう案内看板が設置されている。 |
■上越エリア
まるでスイス!?美しい翠の高原「高浪の池」

所要時間:1時間30分
高原の青々とした池と、明星山の翠のコントラストが美しい高浪の池。
糸魚川といえば、国石ヒスイのふるさと。ここ高浪の池周辺はジオパークの一つ。また、池の畔には「ヒーリングガーデンたかやま」というキャンプ場も併設。ゴルフやボート、フィッシングが楽しめ、アクティビティも充実。大自然を思い思いに満喫できるスポットです。
コースの概要は、池を起点として小滝川ヒスイ峡へ。往路合わせて約2時間30分ほどありますので、休憩をこまめに取りながら向かいましょう。
池の周りには遊歩道があるので、まずは体をならすために池を周回してアップするのもいいかも。
また、近くには温泉施設がたくさん!汗をかいて疲れた後の温泉もいかがでしょうか。
住所 | 新潟県糸魚川市大字小滝19336(地図) |
電話番号 | 025-556-2327(高浪の池高原交流センター) 025-555-7344(糸魚川観光協会) |
アクセス | 北陸自動車道「糸魚川IC」より車で約40分 JR大糸線「小滝駅」より車で約20分 JR小滝駅から徒歩120分(駅前にタクシーはなし) |
駐車場 | 有(149台) |
参考HP | 糸魚川観光協会 ヒーリングガーデンたかなみキャンプ場 にいがた観光ナビ |
難易度 | ★★★(5点満点中) |
安心ポイント | ・小滝川ヒスイ峡までの道のりは一本道。 ・マップの配布や案内看板が立っているので、道のりをしっかり確認しながら進むことできる。 ・ヒスイ峡近くに駐車場もあるので、長い距離を歩き慣れていない人でも安心。 |
まとめ
今回紹介させていただいたスポットは、普段運動しない方や、トレッキングに興味を持った初心者向けのコースばかりです。挑戦してみて「まだまだ自分はいけるぞ!」という感触を得た方は、その勢いでロングトレイルや本格的な登山、ハイキングにも挑戦してみましょう。新潟にもたくさんコースがありますよ!
私自身、森の中を探検することが好きなので、近くの雑木林やあぜ道を駆け回ることは多々ありますが、コースとして森を開放しているスポットに足を運んだことは数少ないです。
新潟の豊かな自然を利用したトレッキングは今後どんどん、観光業界が伸ばしていくポイントの一つ。人気が高まる今だからこそ是非、今年こそアウトドアなことをしてみたい方はチャレンジしてみてください!
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