いや~、梅雨ですね。みなさん「梅雨だる」になってませんか?? 大丈夫ですか??
なんでも梅雨の時期は湿度が高く、体内の水分が外にうまく排出されず、体内の消化吸収と水分代謝がうまくできなくなり、消化不良が起こりやすく、むくみやすくなるとか。
他にも梅雨の時期は気圧が低いことも多く、自律神経が乱れて副交感神経が優位になりやすく、だるさや眠気を感じてしまうらしい。かくいう私もおそらく絶賛「梅雨だる」中です。こんにちは、えひめです。

わー、最近やる気が出ないのは私が怠惰なだけではなかったのか!
でもやりたいことだってたくさんあるし、できることなら元気いっぱいで頑張りたい~~~!!
そういえば、最近甘酒習慣をおさぼりしていた私。
前回の記事で、麹や酒粕が健康にも美容にも最強だということはわかっているものの、摂取方法が限られていると、どうしても飽きちゃいますよね、人間ですから。
↑第1弾の記事はこちらからチェックできます!
今回は、甘酒や塩麹などの基本的な発酵レシピをお伝えしつつ、私のようなずぼらで飽きっぽい人間でも、できる限り簡単に、「麹」と「酒粕」を摂取できるいろんな方法をまとめてみました!
一緒に無理せず、おいしく内側から元気になる食事習慣を作っていきましょう~~!!!!
INDEX
<気楽に継続>「麹・酒粕」暮らしのコツ

そうはいっても、習慣化するってちょっと苦手なんだよあ。
という方もいますよね。 そういう方ほどきっと、ちゃんと取り組もうと真面目に頑張りすぎてしまう、なんてことも多いんじゃないかな、なんて思ってます。
そんな方に向けて、気楽に、「麹・酒粕」暮らしを取り入れるコツをまとめてみました。
1.常備しておく
ポイントは、甘酒や塩麴は「ちょっと多いかな?」くらいの量で仕込んでしまうこと。
甘酒はたくさん作って小分けに冷凍保存しておくのがおすすめ!
塩麴は長めに発酵させることで、うまみが増し、深みのある味わいになるので、たっぷり仕込んじゃいましょう!
もちろん市販のものをストックしておくでもOK。

保存もきくし、ストック切らしちゃわないように、たっぷり常備するようにしよっと!
2.いつもの調味料代わりに使う
- 甘酒は、砂糖代わりに
- 塩麹は、塩代わりに
- 酒粕は、うまみやコクを足すイメージで
難しく考えずに、まずはこれだけ覚えておけばばっちりです。
塩や砂糖のような、がつんとしたしょっぱさや、甘さではなく、やさしい塩けと甘みで、ほっとする味わいに仕上がります。 なんだかひと味足りないなというときに、隠し味に酒粕をひとかけら加えるのもおすすめです!

「いつもの調味料代わりに使う」なら、いろんなレシピに活用できて飽きずに続けられそう!
ちなみに先日酒粕を使ってちょっくら自炊したのですが、「これが酒粕の力か……!」と終始感動。(笑)

酒粕に30分ほど鶏肉を漬け込んで、使った酒粕も一緒に煮込んだんですが、めちゃくちゃ鶏肉がぷりぷりで柔らかくなって、感動……!! さらにさらに、私事で大変恐縮なんですが、トマト缶特有の酸味がどうも苦手で。それが、酒粕のおかげでだいぶまろやかになって、とっても食べやすかったのが、今回のハイライト!!(興奮)

りんご1個を8等分にして、酒粕を30gちぎっていれて、お塩をふたつまみほどいれて、水1/2カップいれて、10~15分ほど煮詰めれば完成。お好みでシナモンかけて食べると相性〇。
砂糖不使用なのに、甘さがぐっと引き出されていて、どこか和の雰囲気もあるコンポートの完成~~!!
ヘルシーに甘いものを楽しみたいときにおすすめなレシピです。

どんな素材ともちゃんとなじんでくれるから、発酵ごはんは失敗がなくてうれしい~~。
3.毎日ちょっとでも摂取する
健康のためには、一度にたくさん、ではなく、日々の暮らしに少しずつ、無理なく取り入れるのが一番。
料理をする人は、日々の料理の味付けに使うのが手頃かと思います。
今回は料理をしない人でも、毎日ちょっとずつ取り入れる方法も紹介するので、ぜひご自身のライフスタイルに合わせた付き合い方を見つけてみてください!

忙しくて料理できない日でも摂取できる方法があるのは、心強すぎる…!!
基本の「麹・酒粕」ストックレシピ

「たっぷりストックが大事」という話もあったので、発酵暮らしに欠かせない「甘酒」や「塩麴」など、基本のストックレシピを紹介していくよ~!
【疲労回復・美容にgood】米麹甘酒の作り方
今回は私が住む新潟県阿賀町の老舗糀屋「山崎糀屋」さん直伝レシピをご紹介!
材料を入れて、炊飯器で保温ボタンを押して放置。 実は甘酒ってめちゃくちゃ簡単にできちゃうんです。

<材料>
- 米麹 200g
- ぬるま湯(約40℃) 400cc
<作り方>
① 炊飯器にほぐした麹を入れて、ぬるま湯を注ぐ
② 炊飯器の保温モードで約10~15時間保温する。 ポイントは、炊飯器の蓋を完全に閉めずに、割りばしなどを一本挟んで隙間をつくること。 途中で1,2回ほどかき混ぜると〇。
③ 麹の芯がなくなり、トロトロになって、甘みが出てきたら完成
<保存方法>
- 冷蔵保存の場合
鍋に移してひと煮立ちさせて発酵を止め、瓶詰め。約1週間保存可。
- 冷凍保存の場合
火入れせずにそのままで約1か月保存可。

夜に仕込んだら、ちょうど朝起きたら出来てるので本当に簡単~。
【ダイエット効果・睡眠改善にgood】酒粕甘酒の作り方
いろんな作り方はありますが、今回は簡単にレンジでできちゃう作り方をご紹介!
ちなみに私は八海山のねり粕を使ってます。 パッケージの「酒がいいから酒粕がいい」というフレーズがお気に入り。(笑)

<材料>(1人分)
- 冷凍酒粕 40g
※買った酒粕を冷凍保存袋にいれて薄く広げて冷凍し、使用時は必要な分だけスプーンで取り出せばOK。
- 砂糖 大さじ1と1/2
- 塩 少量
- 水 150ml
<作り方>
①耐熱カップに冷凍酒粕、塩、水大さじ2(30ml)を入れ、電子レンジ500Wで2分加熱する
②酒粕がふやけてきたらスプーンで塊がなくなるように潰すように混ぜ、なめらかなペースト状にする
③残りの水(120ml)を加え、電子レンジで500Wでさらに1分間加熱する

冷凍酒粕さえストックしておけば、インスタントコーヒー感覚でさくっと作れちゃう!
【おいしく減塩・免疫力アップにgood】塩麹の作り方
こちらも基本的に材料を全部いれて放置するだけで作れちゃいます。簡単すぎてびっくりします(笑)

<材料>
- 米麹 300g
- 塩 100g
- 水 300ml
<作り方>
①清潔な保存容器に材料をすべていれる
②清潔なスプーンでよくかき混ぜ、ふたにペーパータオルを1枚かませ、密閉しないように蓋をかぶせる
③はじめの1週間は1日1回かきまぜる。それ以降は、ときどき様子をみて軽くかきまぜる。10日ほどたったら完成!
<保存方法>
涼しい時期は室温、暑い時期は冷蔵庫で保存が〇。

基本材料いれて放置しかしてないのにおいしく出来上がるなんて、なんと手のかからない子なんでしょう。最高か。
【飲むだけなく肌につけてもしっとり】麹水の作り方
最後に「飲んでよし、肌につけてもよし」な麹水の作り方も伝授しちゃいます!
糀屋の女将さんにテスターさせてもらって、あまりの保湿力に衝撃を受けた一品です(笑)

<材料>
- 米麹 100g
- 水 500cc
<作り方>
①不織布(三角コーナー用のものが使いやすい)で麹100gを包む
②ボウルに①をいれて、水500ccを注ぎ、約8時間冷蔵庫で寝かせて完成。最後に麹の入った不織布をぎゅっとしぼる。
③麹水として飲むときは清潔なペットボトルに保管。化粧水代わりに使用する際は、お風呂上がりや朝のスキンケアにご利用ください。保存は冷蔵庫で。作ってから3日以内に使い終わるのが吉。

麹は3回ほど繰り返し使用できます! 使い終わったらお風呂にいれると、肌がすべすべに。無駄なしとはまさにこのこと。 化粧水感覚で使うときは100均のスプレーボトルがおすすめ!
<超簡単>「麹・酒粕」習慣を紹介
毎日自炊する人は、冒頭述べた通り、いつもの調味料を甘酒や酒粕に変えるだけでOK。
毎日同じものを摂取することが苦でない人は、甘酒や麹水を習慣化しちゃいましょう。
ですが、「今日は疲れた!がっつり自炊は無理! けど甘酒や麹水の気分ではない!」なんて日だってありますよね。今回は、そんなときでも実践しやすい簡単な取り入れ方をもう2つ紹介していきます!
米麹をそのまま食べる
もうこれ以上簡単な摂取方法がない必殺技ともいえますね(笑) 糀屋さんの若女将に教えていただきました。ちなみに町内の人に聞くと、結構実践者多し。
適量を清潔なペットボトルに米麹を移し替え、冷蔵庫に保存。あとは食べたいときに一口分を出して、もぐもぐ。以上です。
口に含むとじんわり甘く、ポン菓子感覚で食べれてしまうので、思ったよりも全然食べやすいです。

酒粕ごはん
超簡単で、うまみがじんわり。「おかずはお惣菜買ってきていいから、米だけは炊いてみませんか?」 というご提案。

<材料>
- 白米 2合
- 酒粕 小さじ1
- 塩 ひとつまみ
<作り方>
白米はといで、炊飯器に2合の目盛りまで水をいれ、酒粕と塩を加えて、炊飯する

要は普段の炊飯に酒粕と塩を混ぜるだけ。香りもふわっと香る感じで食べやすかったなあ。
まとめ
今回は、気楽に継続できる「麹・酒粕」習慣づくりのコツや、「麹・酒粕」暮らしに欠かせないストックレシピを紹介しました!
ご自身のライフスタイルに合った取り入れ方が見つかりましたでしょうか?
「こんな発酵ごはんつくってみたよ~!」なんてtwitterでシェアしてくれたらとっても嬉しいです。
一緒に無理なくおいしく、「梅雨だる」を吹き飛ばしちゃいましょう~!
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