新潟市内7店のカヌレを食べて比較してみた~新潟推しカヌレを見つけようの会~

シャモト

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スイーツ

こんにちは。正解をよく知らないまま「ウメ~」と食べているものがまぁまぁあるシャモトです。

巷ではさまざまな食べ物がブームとなっては廃れを繰り返して忙しないですね。中には、一過性の人気化と思いきやしれっと市民権を得て定着したものもあるので、流行り物というのはわからないものです。

シャモト
シャモト

(その市民権も期限付きだったりするのがまた悲しい……。)

最近ブームになってなんとな~く新潟でも市民権を得た食べ物の一つといえば、カヌレではないでしょうか?

女池の「Canelé de CHIANTI カヌレ ド キャンティ」を筆頭に、ふと気が付くとパン屋さんやケーキ屋さんなどカヌレを取り扱うお店がそこかしこにありますよね。

そんなカヌレ。流行っているけどいろんなところでオリジナルの物が売られててどれが自分好みかわからない……!私も1、2回しか食べたことがないのでよくわかっていません。

どうやら噂に聞くと、そもそも一言でカヌレといってもお店ごとにか~な~り特徴が異なる様子。

今回の記事では、本来のカヌレの特徴を定義したうえで県内の7店舗のカヌレを比較してみました。

まだカヌレ初心者の方も、すでにカヌレだ~い好きな方も、特徴ごとにチェックしてみれば「推しカヌレ」が見つかるかもしれませんよ~!

新潟推しカヌレを見つけようの会~新潟市内7店のカヌレを食べて比較してみた~

そもそもカヌレってどんなもの? ※この記事内での定義

なんか焼き菓子の名前なのは知ってたけど、結局何なのというカヌレ。調べてみると、こんな説明がありました。

カヌレというのは、外はカリカリした食感で、中はしっとりとした弾力のある生地が特徴のフランス伝統焼き菓子です。
正式な名称はカヌレ・ド・ボルドー(Cannele de Bordeaux)で、卵の黄身、バター、牛乳、薄力粉、砂糖などといったお菓子の基本材料にラム酒等で香りを加えて焼き上げたものを言います。

専用の型に蜜蝋を塗り、カリカリとした食感を出すのです。
そもそもカヌレとは、『溝のついた』という意味で、焼き型に縦の溝が入っていることからその名がつけられたとされています。

フランスの伝統菓子「カヌレ」について
https://www.ristorantenakamoto.jp/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AE%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E8%8F%93%E5%AD%90%E3%80%8C%E3%82%AB%E3%83%8C%E3%83%AC%E3%80%8D%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/
シャモト
シャモト

文章読むだけでめちゃめちゃ食べたくなる……

この説明を読んで気づきましたが、私はまだ外側がカリカリ系のカヌレを食べていないことがわかりました。正解を知らないで食べてたのか……。


とまあ私の個人的な衝撃はさておき。この説明を踏まえつつ、この記事では

  1. 外側のカリカリ度
  2. 内側のモチモチ度
  3. (ラム酒などの)香りの強さ
  4. 大きさ
  5. 値段

という項目ごとに各店のカヌレを比較していきたいと思います。

1、2、3についてはわかりやすく「★」で数値化していますが、★の数が少ない=美味しくないというわけではありません!
あくまでも比較する際の目安です。好みは人それぞれなので、この★を参考にご自身が好きそうなカヌレを見つけてくださいね!

各店のカヌレ、いざ実食!

新潟市でカヌレといえばここ!「Canele de CHIANTI(カヌレ ド キャンティ)」

新潟市内にお住みの方なら、まずは新潟県唯一のカヌレ専門店のこちらが頭に思い浮かぶんじゃないでしょうか?

オープン以来いまだに近くを通るたび混んでて中々買うチャンスがなかったのですが、今回は記事執筆中に運よく新潟駅に出店が!嬉々としてそちらに買いに行きました。

その際はプレーン味は売り切れだったため、数あるフレーバーの中から他の4種類を購入。

上から右回りにココナッツバナナはちみつれもんチーズさくらんぼです。

シャモト
シャモト

種類違いが4つ並んだ時の可愛さ!!
他の所よりも表面がツルンとしているので、なんだかキラキラして見えます。

ちなみに、今回は売り切れで購入できませんでしたが別日に塩キャラメルも試食済みです。

断面

見た目はオーソドックスなカヌレ。ですがフレーバーによって違う生地を使用しているため、この中ではチェリーだけがココアっぽい色合いをしていました。

味・食感などの特徴

こちらのカヌレは、「もっちゃり新食感のカヌレ」ということで一般的なカヌレとは少し異なる食感をしています。

外も中ももーっちり、という感じで、まさに新感覚(笑)カリカリよりモチモチをメインで楽しみたい方にはおすすめのカヌレです。

一部を除きほとんどのカヌレにラム酒がほぼ入っていない(香りを感じない)ので、特有の癖がなく誰でも食べやすいのも印象的。かといって淡白な味ではなく、各トッピングがいろんな美味しさを引き出してくれているので飽きが来ません!

また、最大で18種ものフレーバーから選べるのは魅力的!本当に種類が多いのでどれを選ぶかしばらく迷ってしまいます。個数が多いほどお得になる価格設定なので、気になったものは全部食べてみちゃうのもいいですね。

シャモト
シャモト

個人的なオススメはココナッツ塩キャラメル
前者はココナッツのしっかりした風味とサクサク食感、後者はキャラメルの微かな苦みと甘みが絶妙!

全体的に万人受けしそうな食べやすい仕上がりなので、甘いものが好きな人への差し入れなら安心して出せそうです。

外側のカリカリ度
カヌレらしいカリカリ感はほぼなし
でもツヤっとした外側は若干固めの不思議な歯ごたえで美味しい!
内側のモチモチ度★★★
もっちゃり食感」という事でモチモチさはばっちり!
香り・風味の強さ★★
一部のもの以外ラムの香りはほぼ無し
その代わりフレーバーのトッピングにより違う風味を楽しる。
大きさ幅:4.5cm
高さ:5cm
値段4個BOX(1,000円)
6個BOX(1,350円)
10個BOX(2,000円)
全18種入りBOX(3,000円)
店舗情報
店舗名canelé de CHIANTI カヌレドキャンティ
住所新潟県新潟市中央区女池神明3丁目14−4
NEST MEIKE SHINMEI(地図)                    
電話番号050-8881-5296
営業時間11:00〜売切れ次第終了
売り切れの場合は店舗の外に「SOLD OUT」の看板が出ます
定休日不定休(Instagramをチェック)
駐車場あり
HP・SNS等HPInstagram

ちなみに、月岡で営業中のカフェ「新潟ロースト premium Canele 煎 IRU」では、 カヌレ ド キャンティのカヌレを仕入れて販売しているとのこと。

オリジナルブレンドコーヒーと一緒に好きなカヌレをゆっくりとイートインで楽しめるので、月岡観光の際は要チェックです!

店舗名新潟ロースト premium Canele 煎 IRU
住所新潟県新発田市月岡温泉649-4(地図
電話番号0254-32-1101
営業時間9:30~18:00
※12:00~13:00は休憩時間
定休日火・木曜
駐車場10台
※「あしゆ 湯足美」と共有の駐車場
HP・SNS等HP

セナポンでは以前にもカヌレ ド キャンティの記事を公開しています。こちらもぜひご覧ください!

しっかりラムの香りを楽しんで!「La Boulangerie Richer(ラ ブランジェ リシェ)」

中央区で人気のおしゃれなパン屋さん「ラ ブランジェ リシェ」。

職人の技が光るサクサクなクロワッサンなどが根強い人気のこちらでは、絶品なパンだけではなく本格的なカヌレも購入することが出来ちゃいます。

入店してまず、ガラスの台にポポンと積まれたカヌレを一目見てテンション爆上がり(笑)

※日によって配置場所は異なります

シャモト
シャモト

コロンと小さいのに、トングで持ち上げた瞬間のゴリっと感に期待値も跳ね上がりました。

断面

案の定、外側はガリっと固めだったので包丁で押しつぶさないように慎重に切りました。内側は水気がありプリっとしていて、スポンジケーキというよりはプリンのほうに近い印象でした。お店のPOPにも「プリンのようなフランス菓子」という記載があったので、そういったところが意識されているようです。

味・食感などの特徴

こちらのカヌレは味・食感共に「THE 王道」!一般的なカヌレの特徴を全て押さえているので、カヌレデビューにふさわしい一品といえるでしょう。

外側は厚くて固め、香ばしさとともに少し感じるカリっと具合。

内側は見た目通り、水気により生菓子の面影がある極しっとりな舌ざわり。モッチモチ感は少し抑え目な印象です。

今回の記事に登場するカヌレの中では一番強くラムの香りを感じたため、大人な味わいを楽しめました。

焼き加減に若干個体差があるのですが、個人的には綺麗な茶色のものよりもこんがり焦げ茶色になったもののほうが香ばしさを感じたので好みでした。

外側のカリカリ度★★★
分厚く固めで食べ応えを感じ、ほどよいカリっと具合!
内側のモチモチ度★★
モチっとというよりプリっとした食感。
香り・風味の強さ★★★
ラムの香りがバッチリ!ラム系お菓子が好きならこちらもハマるはず。
大きさ幅:5cm
高さ:4cm
値段1個235円(税込)
店舗情報
店舗名La Boulangerie Richer(ラ ブランジェ リシェ)
住所新潟県新潟市中央区鐙2-14-20(地図
電話番号025-278-3676
営業時間8:00~18:30(売切れ次第終了)
定休日なし
駐車場あり(24台)
HP・SNS等Instagram

ミニサイズだけどしっかりバニラ。「手作りパン クレール」

地元で長く愛される江南区のパン屋さん「手作りパン クレール」では、ちょっとつまみたいな~という気持ちを満たしてくれるコロッとカヌレを販売中。

断面

どちらかというとパウンドケーキ生地のような仕上がりのため、他店のものと比べるとサクッとカットがしやすかったです。今回食べ比べたものの中では一番小さいながらも内側の密度はみっちり!

てっぺんのあたりにはよく見てみるとバニラビーンズと思われるつぶつぶが。

味・食感などの特徴

こちらのカヌレで印象的だったのは、どこよりも強く感じるバニラ風味!

ラムなどの大人が好むようなクセが一切感じられないため、小さい子もちゃんと美味しく食べられちゃいそうです。

生地もカリッ・モチッというよりはマドレーヌやフィナンシェに近い食感でした。それ系のお菓子が好きな方はクレールのカヌレも好きになると思います!

シャモト
シャモト

大きめの一口サイズだし、お小遣いとカロリーが許すならたくさん買って好きな時にパクっと口に放り込みたい(笑)

外側のカリカリ度★★
カヌレらしい固さは控えめ。THE 焼き菓子!という雰囲気の食感で口当たりは柔らかい。
内側のモチモチ度
マドレーヌのようなケーキっぽい生地なのでモチモチ感はあまり無し。
でもカヌレっぽい弾力としっとりさはちゃんとアリ。
香り・風味の強さ★★★
ラムの代わりにしっかりバニラ風味で小さい子も食べやすい!
大きさ幅:4.5cm
高さ:3.5cm
値段1個216円(税込)
店舗情報
店舗名手作りパン クレール
住所新潟県新潟市江南区亀田四ツ興野2丁目5−2(地図
電話番号025-382-3680
営業時間7:00〜18:30
定休日第3月曜日
駐車場あり
HP・SNS等InstagramFacebook

自然の中の隠れ家チックなお菓子屋さんで作られる本格的カヌレ「お菓子工房 十三夜」

新津の山道を登った先にある隠れ家のようなお菓子屋さん「お菓子工房 十三夜」は、カヌレやその他の様々な焼き菓子を多数販売中。

住宅兼店舗として営業中のこちらでは、イートインスペースとしてテラス席を4席用意。山からの見晴らしのいい景色を眺めながら、美味しい焼き菓子やケーキを楽しむことができる素敵なお店です。

残念ながら夏真っただ中だった取材時は、大人しくテイクアウトして楽しみました(笑)

こちらのカヌレ、今回食べた中では一番高さがあり大きめ。(僅差ですが)

私のような食いしん坊は大喜びです!

断面

こちらのカヌレも外側がきっちりカリっとしていたので、包丁を何度もキシキシ動かしてそっとカットしました。

パっとみて感じたのは、内部のきめ細かさ……!他のカヌレは大きめの気泡が入っているのが普通だったので、小さい気泡が均一に入っている様はいっぱしのスポンジケーキを彷彿とさせます。

味・食感などの特徴

こちらのカヌレを一口食べて思ったのは、全体的なバランスの良さ。

外側のカリカリ感も内側のモチモチ感、どちらもはっきり分かるけどお互い邪魔をしていません。ラム酒はほんのりわかる程度なので味に深みはありつつもくどくなく、人を選ばない味付けでした。

シャモト
シャモト

どこをとってもなんかちょうどいい~!
外側の生地は今回食べた中で一番好きなお味……。

外側のカリカリ度★★★★
カリカリ食感に焼きあがった香ばしい美味しさが際立っている。
内側のモチモチ度★★★
きちんとしっとりもっちり。密度が高いからか満足度も高い。
香り・風味の強さ★★
ラム感はありつつも控えめな印象。クセがない万人受けタイプ
大きさ幅:5.5cm
高さ:5cm
値段1個200円(税込)
店舗情報
店舗名お菓子工房 十三夜
住所新潟県新潟市秋葉区秋葉3-7-45(地図
電話番号0250-22-5960
営業時間10:30〜15:30
定休日不定休
※基本的に月・火・木・金はお休みの様子。中にはテラス営業がない日も。
Instagramで毎月の営業日を案内しているのでそちらを要確認!
駐車場あり
※道がかなり細いため極端に大きな車は注意
HP・SNS等InstagramFacebook

焼き立てでカリカリ&モチモチのコントラストは随一!「ブーランジェ・ルクール」

東区にある外観も内装もお洒落な人気ベーカリー「ブーランジェ・ルクール」のカヌレは、焼き立てでより引き立つカリカリさにもうやみつき!

「キャヌレ・ドゥ・ボルドー」という正式名称で販売されているこちらのカヌレは、お昼ど真ん中の時間を逃すと買えないこともある人気商品。混雑を避けたくて昼前(11時前後)と昼下がり(14時以降)に行ってみたのですが、案の定2回とも撃沈しました(笑)

早い時間に行ったのに焼きあがっていない……という悔しい思いをする羽目になるため、確実に食べたいならランチタイムに突撃するのがベストです。


こちらも見た目は普通にオーソドックスなカヌレ。

ですが、「味違うんか!?」というくらいぱっと見の焼き加減に個体差があります(笑)

※同じ味です
シャモト
シャモト

そこまで味に違いは出ていませんでしたが、やはり私は焦げ茶色のほうが好みの味でした。

断面

基本的に今回の記事では撮影の予備用に同じものを2、3個購入しています。

ですが、愚かにもこのカヌレだけ断面を撮影し忘れてしまいました……!3つも買ったのに……。

こちらのみ、Instagramに投稿していただいているお写真をお借りします。

※3枚目に断面が写っています。

下のほうはみっちりしていて、上のほうには気泡が入っています。断面にも個性が出るなぁ~。

味・食感などの特徴

こちらのカヌレは運よくほぼ焼き立てのものを購入することができました。(ほんのりぬくい程度)

そのためか、外側のクリスピー加減がひときわ違う!!カリッというかザクッに近い固さと厚み……。これを楽しむならこちらのカヌレでしょう。

中身は中身できちんともっちりしているので、外側と内側の食感のコントラストがはっきりしていたカヌレでした。ラムの風味は「お菓子工房 十三夜」よりも強いので、今回定義した要素を考えるとより正統派なカヌレに近いのではないでしょうか。

何よりもとにかく「焼き立て」はずる過ぎる~!!!!買ってから数時間経過しても、その日のうちなら食感への影響はほとんどありませんでした。さすがに冷蔵庫に入れて翌日経ったら全体的にしっとりにはなりましたが、それもまた美味しいのでOK!

外側のカリカリ度★★★★
焼き立てなら全力でカリカリ食感を楽しめる!
内側のモチモチ度★★★
外側との食感の差で引き立つモチモチさが魅力。
香り・風味の強さ★★★
ラムは一口食べてすぐにわかる程度にしっかり。
大きさ幅:5cm
高さ:4cm
値段1個200円(税込)
店舗情報
店舗名ブーランジェ・ルクール
住所新潟県新潟市東区太平3-29-15(地図
電話番号025-271-7085
営業時間9:00~20:00
定休日水曜日、第1 ・第3・第5木曜日
駐車場あり
HP・SNS等InstagramLINE

ダークラムの香りでどこよりも大人っぽいお味……「喫茶そらや」

喫茶そらや」はセナポンライターのヒトミもイートインでお邪魔したことがある住宅街の素敵なカフェ。

こちらにも人気のカヌレがあるという事で足を運んできました。

ヒトミ
ヒトミ

こじんまりとして落ち着いた雰囲気の店内で、ゆっくりスイーツをいただくのが最高なんです!

残念ながら2022年8月末現在は土日はテイクアウトオンリーのため、私はカヌレだけ購入してお暇。いつかゆっくりしにいくぞ~!




肝心のカヌレはどの個体もこんがり焦げ茶色で美味しそ~!

重さなんてそんなに変わらないはずなのになんだかずっしりとしていました(笑)

断面

ふっっっくら焼きあがってるから半分にすると立ちません!(笑)なんだか大きくて得した気分になります。

他店のものより内側の生地の色が淡かったのが印象的。

味・食感などの特徴

特徴はなんといってもほのかに香るダークラム……!一方でバターは不使用とのことで、他のカヌレにはない要素を複数合わせ持つ一品です。

こちらのカヌレ、イートインの際は提供前にひんやりと冷やしてあるそう。今回はテイクアウトだったので、常温のものと冷たくしたものを食べ比べてみました。

常温の場合、外側に軽いサクっと感が。中はしっとりしていて、他のカヌレに無かったダークラムの香りがふわっと感じられます。

外側はほろ苦く全体的に甘さが控えめ。そのためダークラムの香りと相俟って今回の記事の中で一番大人っぽいお味に!非甘党さんにもお勧めしたいです。

ヒトミ
ヒトミ

(甘いものは好きだけど)甘すぎないからこその飽きない美味しさ~!

冷やした場合は、こころなしかダークラムの香りが常温のものより楽しめる仕上がりに……!なぜかわからないのですが、冷やしたもののほうがよりラムっぽさを感じて驚きました。ちょっと謎すぎるので他の方にも是非検証していただきたいです。

時間の経過によりサクサク感は薄れてしまったのですが、その代わりに少しもっちりさが出て食べ応えがアップ(笑)

イートインでは冷たいのがデフォルトという事で、やはり冷やしたほうがおいしく感じました。

外側のカリカリ度★★
サクサク系。時間経過とともにしっとりと。
内側のモチモチ度★★
弾力はあるけどしっとりやわらか。冷やすと少しもっちり感がプラス。
香り・風味の強さ★★★★
どことも被らないほんのりとしたダークラムの香り……。大人っぽさNo1!
大きさ幅:5cm
高さ:5cm
値段1個280円(税込)
店舗情報
店舗名喫茶 そらや
住所新潟県新潟市中央区関新3丁目3−24(地図
電話番号080-4604-0899
営業時間【平日】
13:00~18:00
【土日】
11:00~18:00
定休日月・火曜日
駐車場あり(2台)
※台数が少ないため、お店側からは徒歩や公共交通機関での来店が推奨されています。
HP・SNS等HPInstagram

カリカリ&プリン度は本記事No1!安定の「紡ぐ珈琲と。」

セナポンでもこちら

の記事で度々登場している沼垂のカフェ「紡ぐ珈琲と。」。

すでに様々なドリンクやフードが大人気なこちら、なんと本格的なカヌレ「つむぐのカヌレ」も販売しているとか……!

こちらの公式Instagramの投稿によると、つむぐのカヌレは

月・木・土・日
10:00〜10:30頃
の焼き上がり

とのこと!

定休日を除くと金曜日だけ提供をしていないそうなので、カヌレ目当ての際は気を付けましょう。

数にも限りがあるため要注意!今回は日曜日の昼12時ジャストに買いに行ったのですが、私が買ったところでちょうど売り切れになりました……。危なかった!

ギリギリ買えたカヌレはより一層輝いて見えます(笑)

断面

卵の黄色さが際立つ断面は食欲をさらにそそられます。

水分量がすごいので、外側超カリカリ生地の中に生菓子を切ったかのような感触があり驚きました(笑)

味・食感などの特徴

つむぐのカヌレは銅型蜜蝋を使用した伝統にのっとった手法で作られているそう。こだわりが感じられますね~。

まず驚かされたのは表面のクリスピー具合。カリッとどころか「パリッ!」とすら感じさせるほどの食感に一口でファンになりました(笑)

次いでやってくるのはもはやとろけそうな固めプリン風の生地……!その分モチモチ感はないのですが、それとはまた違った美味しさです。

全体的な食感はクレームブリュレを彷彿とさせるほど。中の生地もプリンに近い風味がありました。パリッと&プルっとカヌレ、食感の楽しさは文句なしにナンバーワンです(笑)

冷蔵庫に入れて1日経ったものも食べましたが、それでもまだカリカリした部分が残っていたのには驚き!冷やされる分、内側の生地は弾力のあるモチっと感が出ました。

シャモト
シャモト

カリカリを味わいたいなら絶対ここ
今回は席が空いてなくてテイクアウトしたけど、あの空間で買ってすぐに食べられたらもっとおいしかったかもな~

外側のカリカリ度★★★★★
カリッッッカリのパリッッッパリ!!!!クリスピーさでは一等賞
内側のモチモチ度
どちらかというとプルっ!としていてプリンぽさはピカイチ
外側と一緒に食べるとクレームブリュレみたいな食感。
香り・風味の強さ★★
ほのかなバニラビーンズの香りがプリン感をさらに演出。
大きさ幅:5cm
高さ:4.5cm
値段1個250円(税込)
店舗情報
店舗名紡ぐ珈琲と。
住所新潟県新潟市中央区沼垂東3丁目5−16(地図
電話番号025-311-0511
営業時間8:00~17:00
定休日火・水曜日
駐車場なし
近隣のコインパーキングを利用
HP・SNS等InstagramFacebook

それぞれの項目ごとにまとめてみた

今回の記事で食べたカヌレたちはこんな感じ!

カヌレってあまり見た目に違いが出なさそうなイメージですが、こうして並べてみると結構違うお顔をしていて面白いですね!(笑)

ここで、これまで紹介したカヌレをそれぞれの特徴ごとに比較してみました。

ここを重視してカヌレを選びたい!」という方はその箇所の表をチェックしてみてください。

外側のカリカリ具合

Canele de CHIANTI
(カヌレ ド キャンティ)

カヌレらしいカリカリ感はほぼなし
でもツヤっとした外側は若干固めの不思議な歯ごたえで美味しい!
La Boulangerie Richer
(ラ ブランジェ リシェ)
★★★
分厚く固めで食べ応えを感じ、ほどよいカリっと具合!
手作りパン クレール★★
カヌレらしい固さは控えめ。THE 焼き菓子!という雰囲気の食感で口当たりは柔らかい。
お菓子工房 十三夜★★★★
カリカリ食感に焼きあがった香ばしい美味しさが際立っている。
ブーランジェ・ルクール★★★★
焼き立てなら全力でカリカリを楽しめる!
喫茶そらや★★
サクサク系。時間経過とともにしっとりと。
紡ぐ珈琲と。 ★★★★★
カリッッッカリのパリッッッパリ!!!!クリスピーさでは一等賞

内側のモチモチ度

Canele de CHIANTI
(カヌレ ド キャンティ)
★★★
もっちゃり食感」という事でモチモチさはばっちり!
La Boulangerie Richer
(ラ ブランジェ リシェ)
★★
モチっとというよりプリっとした食感。
手作りパン クレール
マドレーヌのようなケーキっぽい生地なのでモチモチ感はあまり無し。
でもカヌレっぽい弾力としっとりさはちゃんとアリ。
お菓子工房 十三夜★★★
きちんとしっとりもっちり。密度が高いからか満足度も高い。
ブーランジェ・ルクール★★★
外側との食感の差で引き立つモチモチさが魅力。
喫茶そらや★★
弾力はあるけどしっとりやわらか。冷やすと少しもっちり感がプラス。
紡ぐ珈琲と。
どちらかというとプルっ!としていてプリンぽさはピカイチ
外側と一緒に食べるとクレームブリュレみたいな食感。

香り・風味の強さ

Canele de CHIANTI
(カヌレ ド キャンティ)
★★
一部のもの以外ラムの香りはほぼ無し
その代わりフレーバーのトッピングにより違う風味を楽しる。
La Boulangerie Richer
(ラ ブランジェ リシェ)
★★★
ラムの香りがバッチリ!ラム系お菓子が好きならこちらもハマるはず。
手作りパン クレール★★★
ラムの代わりにしっかりバニラ風味で小さい子も食べやすい!
お菓子工房 十三夜★★
ラム感はありつつも控えめな印象。クセがない万人受けタイプ
ブーランジェ・ルクール★★★
ラムは一口食べてすぐにわかる程度にしっかり。
喫茶そらや★★★★
どことも被らないほんのりとしたダークラムの香り……。大人っぽさNo1!
紡ぐ珈琲と。★★
ほのかなバニラビーンズの香りがプリン感をさらに演出。

大きさ

あくまでもざっくりとしたサイズ感のまとめです。

Canele de CHIANTI
(カヌレ ド キャンティ)
幅:4.5cm
高さ:5cm
La Boulangerie Richer
(ラ ブランジェ リシェ)
幅:5cm
高さ:4cm
手作りパン クレール幅:4.5cm
高さ:3.5cm
お菓子工房 十三夜幅:5.5cm
高さ:5cm
ブーランジェ・ルクール幅:5cm
高さ:4cm
喫茶そらや幅:5cm
高さ:5cm
紡ぐ珈琲と。幅:5cm
高さ:4.5cm

ほとんど同じ大きさだけど形にも個性が出ていたり、逆に「もしや同じ型使ってる?」と想像できたり(笑)

価格

Canele de CHIANTI
(カヌレ ド キャンティ)
4個BOX(1,000円)
6個BOX(1,350円)
10個BOX(2,000円)
全18種入りBOX(3,000円)
La Boulangerie Richer
(ラ ブランジェ リシェ)
1個235円(税込)
手作りパン クレール1個216円(税込)
お菓子工房 十三夜1個200円(税込)
ブーランジェ・ルクール1個200円(税込)
喫茶そらや1個280円(税込)
紡ぐ珈琲と。1個250円(税込)

1個当たりの金額は大体200~250円の間であまり変わらず。いずれもちょっとしたお土産にするにはほどよいお値段です。

めっちゃめちゃド僅差ですが、大きさと価格でコスパがいいのは「お菓子工房 十三夜 」でした(笑)

最後に

今回は各店のカヌレを短期間で食べて一気に比較してみたので、それぞれの細かい違いにきちんと気づくことができて良かったです。この記事の執筆をきっかけにカヌレ巡りに目覚めてしまいました(笑)

シャモト
シャモト

個人的な推しは「お菓子工房 十三夜」と 「紡ぐ珈琲と。」でした!
まだまだ食べられてないカヌレもたっくさんあるし、更に推せるカヌレに出会えるかもしれないと思うと夢が広がります。

とはいえ、今回の各レビューはあくまで私ひとりからの視点のもの……。実際にそれぞれ食べてみると、この記事とは違う感想や発見が出てくるかもしれません。

○○系のカヌレならここでしょう!とか、このカヌレは○○系じゃない?とか、皆様の視点での情報・感想があるはず!

どこのカヌレも違いはあれどハズレなし。この記事が皆様の「推しカヌレ」に出会うきっかけになれたら幸いです!

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