全てのアルビサポの皆さん、おめでとうございます!! そして、今シーズンお疲れ様でした。
都内在住アルビサポのいくです。私が初めてアルビの試合を見たのは小学2年生の時。
当時、4万人を超えるビックスワンのサポーター数に圧倒され、興奮した記憶が今でも鮮明に蘇ります。
人生で初めてプロサッカーの試合を見た日に、”将来の夢はサッカー選手になること”と決めました!
そんな夢を与えてくれた、アルビレックス新潟とアルビサポーターが大好きです!
J1昇格本当におめでとう!熱い気持ちがまだまだたくさん込み上げてきます。
開幕時にアップしたセナポンの記事から、早くも2022シーズンも終了。今回はJ2優勝、そして悲願のJ1昇格を記念して、セナポンのアルビサポメンバーと今シーズンを振り返りたいと思います!
まずは皆さん、J1昇格おめでとうございます!!
今シーズンはかなりドラマチックでしたね。
正直、昇格が決まるまではずっと逆転される気持ちでいました……。
シーズン前半は新潟・横浜・仙台と、シーズン終盤は、新潟・横浜・岡山の三つ巴で絶対にどこか1チームは自動昇格を逃すって考えてたらずっとハラハラでしたよね。
じゃあ、早速今シーズンのまとめから振り返っていきたいと思います!
【座談会メンバーの紹介】
フジタ:たまにWで観戦、アルビから海外サッカーまで広くサッカーが大好き。セナポン1のサッカーフリーク。
樋口さん:Eの住人、アルビサポ歴約25年、チーム立ち上げのときから応援している大古参。
達也さん:Nの住人、アルビサポ歴約20年。サポーター団体である F.A.N.S.のリズム担当。ほぼ全ての試合に参戦。
津野さん:Sの住人、アルビサポ歴約20年。 アウェイに応援に行くのが大好き。SにいるのはNが良く見えるから。
いく:県外サポ、都内近郊のアウェイ戦は必ず参戦。本人も小中高とサッカー小僧。
INDEX
開幕戦〜シーズン序盤について
まずは、キャンプでのコロナ感染で、十分に練習ができていない中での開幕3試合を引き分け。
続くA秋田戦では、雨天・極寒での敗戦が印象的です。
達也さんは秋田まで応援に行かれてたんですよね?
寒すぎて身も心も終わりました。
今までのJ2生活で一番しんどい敗戦でしたね(泣)
昨シーズンは前半が好調、後半に失速してしまった中、今年こそは!というタイミングでの敗戦だったので……。もう周りのアルビサポも沈黙でした。
正直、開幕4試合で勝ち点1は昇格どころか、残留すら……って思っちゃいましたよね。
キャプテン堀米選手の「もう1回だけお願いします。もう1回チャンスをください!」ってコメントには心が動きました。
それが甲府戦の初勝利に繋がり、クラブ記録のホーム10連勝に繋がっていくんですよね。当時は喪失感でいっぱいでしたが(泣)
これは勝手に思っているんですけど、キャンプ終盤のプレシーズンマッチ的な位置付けでもあったんじゃないかな〜と思ってました。メンバーもすごく入れ替えてたし、長いシーズンを見越して、序盤は色々試してたんじゃないかなと思うんですよね。
「10.23」という横断幕も印象的でした。
今シーズンは”ホームに強い新潟”が帰ってきましたよね。
開幕からの引き分け・負けがあったら”ホームに強い新潟”の印象が芽生えたんじゃないかな?
優勝を目指しているんだから。ホームで勝つのは当たり前!
ホームもアウェーも勝ってもらわないと困りますよね!
皆さん冷静ですね(笑) 去年の失速があったから、ホーム連勝が続いても皆さんは良い意味で緊張感を持っていましたよね。今年活躍が目立った、三戸選手・小見選手の19歳コンビについてはどうでした?
あの19歳コンビが昇格決定試合でもスタメンで出るなんて、開幕当初からは想像も出来なかったですよね。小見選手が主戦力になったのは本当に大きかったです。
三戸選手、小見選手に注目が集まったのがホーム横浜FC戦。アルビの強さを感じた試合でもありました。あとは私の息子はビッグスワンデビュー戦だったので印象深いです!
息子ビッグスワンデビュー戦勝利!
— 藤田遼|ビール好き中間管理職&セナポン編集長 (@babexma) May 21, 2022
横浜FC圧倒!小見選手の3点目が最高すぎたね。観てておもしろいし、ビルドアップの危ないシーンが昨シーズンに比べて激減してる。まだ前半戦、同じ轍は踏まない!#albirex pic.twitter.com/GIPxEyELg2
今年はアンダーの日本代表戦でも大活躍だった三戸ちゃん!Twitterでもトレンド入りしてたの嬉しかったなぁ〜。小見選手は昌平高校時代からのファンでずっと楽しみにしている選手の1人です!
もはや親心です(笑)
新潟の孫 本間至恩のベルギー移籍!
そして、今シーズンのビッグニュース「本間至恩選手のベルギー移籍」については、皆さんいかがでした?アルビ内だけではなく、至恩選手の移籍はJリーグ界隈でも話題になっていたかと思います。
開幕時のチーム編成を見ていてもサイドアタッカーを多めに取っていたことがあったので、至恩選手の移籍は覚悟してました……。
気持ちよく送り出せました?
半分半分です。正直、J1昇格を決めてから旅立ってくれるんじゃないかと思っていました。
⚽本間至恩 プレー集⚽#アルビレックス新潟 は7月16日、#本間至恩 のベルギーリーグ1部クラブ・ブルージュへの移籍を発表した。
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) July 21, 2022
J2から世界に飛び立つ本間🔥
今回は2020シーズンから2022シーズン明治安田生命J2リーグでの、プレーを振り返ります😆 pic.twitter.com/oGdnGfEPzN
きっと本人の中でも相当な葛藤はあったかと思います。他のJクラブからもオファーがあったであろう中、海外クラブを選んでくれたことは新潟愛を感じたし、至恩選手の移籍はほとんどのアルビサポが応援していたんじゃないですかね?日本代表の10番を背負う男になって帰ってきて欲しいですよね。
ファンとしては悲しかったです。もっとビッグスワンで見たかったですしね。
でも、三戸選手・松田選手・小見選手がいるからチーム力はそこまで落ちないだろうと思ってました。
なるほど。確かに至恩選手に頼りっぱなしのチームではなかったですからね。
至恩移籍後の、山口・金沢の連勝は「至恩がいなくても大丈夫だ」というのが分かった試合でした!
本間至恩選手の移籍後の活躍はClubNXTのTwitterからも見れるので気になる人は要チェック!
FT: 3-3. One point at Virton. #VIRNXT pic.twitter.com/9SV1OCjAKN
— ClubNXT (@ClubNxt) September 30, 2022
難敵岡山・長崎・徳島の三連戦からの声出し応援栃木SC戦
岡山・長崎・徳島の三連戦についてはどうでした?
それまで、今シーズン負けた後の試合は必ず勝っていたのですが、岡山に敗れた後に、長崎・徳島と引き分けが続いた時は流石にまずいなと思い始めましたよ。ただ、そんなタイミングで声出しOKのアウェー栃木戦があったのは大きかったなと!
あの栃木戦の勝利で機運が変わりましたよね!
この試合は選手のアップから泣きました。
いやアップっていうより、ゴールキーパーの小島選手と阿部選手がチラッと顔出したところでアウェイに詰めかけたサポたちが「うおおおおお」ってなってそこで(笑)
もう、なんか太鼓のスティック持つ手が震えましたね。久しぶりだったしリズムもあっていたか……ただとにかく声出して応援できることが嬉しかった!
賛否両論あった夏の補強ゼロ!結果で見せたチーム。
みんないろんな予想をしてたけど、夏の補強はなかったですね。
僕はやっぱり不安でしたよ。怪我とコロナにいつもビクビクしていたシーズンでしたし……。
ただ、至恩選手意外にOUTする選手がいなかったことは本当に救いでした。
俺は最初から補強はなくてもよかったと思ってました。
今シーズンのアルビスタイルのサッカーに途中から入って、馴染めっていうのが不可能に近いことですもん。本当にJ1のトップチームから獲って来るのであれば別ですが……。
確かに、ゲデス選手も時間がかかった印象。だからこそゲデス選手の初得点は本当に涙出そうでした。あとは移籍候補にあがっていた選手で知らない選手も結構いたから、「こんな選手いるんだな~」って勉強になりました!
結果的に勝ち星を重ね、J1昇格、J2優勝を勝ち取ったアルビレックス新潟。本当に感動をありがとう!
降格してからのアルビをずっと支えてくれた高木選手の大けが
高木選手の怪我は結構な辛いニュースでしたね。皆さんどう思いましたか?
もうショックでしたね。可哀想って思うと本当に……。
戦力が〜とかそんなこと関係なく、ただただ可哀想でした。
高木選手はJ2初年度からいる選手で、当時はヴェルディーの10番が来るって話題になってましたよね。
今や本当に新潟愛を感じるし、サポーターからも最も愛されている選手の1人だと思います。
#アイシテルヨシアキ でコメントが溢れていたのも印象的です。
33のコレオもたくさん見ましたし、なんといってもこのシーンで目頭が熱くなります。
J1の舞台で戻って来るのが楽しみでしょうがないです!
今シーズンと昨シーズンとの違いについて
今シーズンと昨シーズンとの違いについては、皆さんどう思いましたか?
サポーター目線としては、やっぱり声出し応援ができるようになったことですね!
(私は戦術までは分からないので……)
私が思うに、やっぱり監督ですかね。
アルベルト監督のスタイルは結構極端だったけど、そこを上手く日本人に合わせたのが松橋監督だと言うことでしょうか?
そうですね。アルベルト監督は不用意にボールを失ってカウンターを受けるのを嫌う人だったので、あまりリスクを犯すようなところにはボールを入れていなかった印象です。でも、今シーズンは縦パスの量もかなり増えましたよね。
縦パスの意識のところはリスク管理がすごく強くなったことにも影響してますよね。ボールを失っても直ぐに取りに行く癖がついたことが、私は一番の昨シーズンとの差だと感じていました。
すぐにボールを奪い返しにいく姿勢が全選手の共有認識としてあったと思います。
あとはボール回しも上手くなりまししたよね。きっと、相手の交わし方も相当練習していたんだと思います。これがJ1クラスで、どこまで通用するのか楽しみです!
あと、小島の活躍も大きかったです!
守備面でのファイセーブと、ビルドアップとしての貢献が大きかったと思います。
最後に
印象に残った試合
じゃあ最後に、皆さんの印象に残った試合について聞かせてください!
やっぱりアウェー栃木です。それしかない!
試合前、選手が一瞬出てきたタイミングでみんなが声を出し始めたんですよ!
もう私はそこで号泣しました!
俺はアウェー秋田戦ですね。あのゴメスの言葉が忘れられないです。
あんなに人の言葉で心が動かされたことはないです。たぶん新潟サポみんなそうだったと思いますよ。
僕は行ってないけど、栃木戦です(笑)
栃木戦の勝利で空気が変わったし、試合後の千葉ちゃんと阿部の動画にめちゃ感動しました。
やっぱりホーム仙台戦は目頭熱くなりました。3万人を超えたビックススワンにも感動的でしたし、昇格決定後の高木選手のインタビューに泣きました。
印象深いゴールシーン
印象に残ったゴールはありますか?
シチュエーション込みだったら、ホームの東京ヴェルディ戦かな〜。点とった選手もいつも決めてる選手ではなかったし、全部込みであのゴールかな!
私もホームの東京ヴェルディ戦の矢村選手と、ホーム徳島戦の堀米選手の同点弾かなと!
う〜ん迷うなぁ〜。島田のフリーキックもよかったしなぁ〜。
でも、一つ目はホーム大宮戦の秋山かな!秋山が決めたってのが嬉しかった。
二つ目はホーム仙台のゲデス!途中交代で出場した3選手でパスを繋いで決まったゴールです!
誰が出ても得点に絡めるっていう、今年の新潟を象徴したゴールでした。
このゴール!というよりは、今シーズンの伊藤涼太郎選手の全ゴールがお洒落だし、エロかった!(笑) 作陽高校で10番を背負ってた時からシュートはうまいイメージでしたが、今年は大爆発でしたよね。
印象深い守備シーン
ここまできたら、良い守備シーンも聞きたいんですけど、どうですか?
やっぱり印象深いのはデンかな。デビューしたアウェー栃木戦の時は上手いの?って感じだったけど、彼の2試合目からは、あ〜上手いんだな〜と分かったんだよね。デンちゃんの笑顔は全てを救うよ(笑)
小島のビルドアップですかね。プレスにあっても今年はなんとかしてくれる安心感があった。
確かに、昨シーズンは最終ラインからサイドに逃げるパスが悉くスローインになってた印象が強かったけど、今年は最終ラインからボランチへの縦パスも増えたよね。
あと、開幕序盤は高と島田で過労するんじゃないかと本当に心配したけど、いつの間にか完全にターンオーバーできるようになってるし、CBも千葉・マイケル・デン・田上・史哉のローテができるようになったのは本当によかったな。
今シーズン通して、守備の意識は全体的にレベルアップしていると思いました。若くてハングリーな選手も多いので、前線からの攻守の切り替えも早いし、それにしっかり他の選手が連動しているという印象的な試合も多かったです。
俺が印象的なのは、アウェー大分戦で2-1で耐えたシーンですね。大分のパワープレーにガチでよく耐えたなと思いました。終わった瞬間めちゃめちゃ熱くなりましたね!田上選手がめちゃめちゃ競り合いに勝っていた印象です。
来シーズンに向けて
いやぁ〜来年が楽しみですよ!
怖い!来年は来年で怖い!(笑)
開幕戦はFC東京かなぁ〜。なんかそんな気がしません!?(笑)
J1でアルベルト監督との再会!ドラマチックな感じがします。
みんな覚えてないでしょうけど、初めてJ1昇格した20年前の開幕戦も、アウェーFC東京だったんですよ!第2節のホーム開幕戦は神戸でした。
確かに、来シーズンもそんな感じのスタートありそう!
どのチームが相手でも、早くJ1の舞台に立つアルビレックス新潟が見たいし、どれだけ通用するのか楽しみでしょうがないです!
それでは皆さん、来シーズンはJ1の舞台でお会いしましょう!
アイシテルニイガタ!