クラフトビールがもっと楽しくなる5つのポイント

クラフトビールがもっと楽しくなる5つのポイント

2021/5/19

ハマればハマるほど沼から抜け出せなくなるクラフトビールの世界。

今日紹介する5つのポイントを知ると、今まで飲んでいたビールがますます楽しく美味しくなること間違いありません。
前回の記事で主要な10種類のクラフトビールを紹介しましたが、あなたの想像以上にビール一つ一つに特徴があります。
多分一生かけても飲みきれないレベル。

クラフトビールの特徴を味覚・嗅覚・視覚を使って楽しめるようになると、もうあなたはこちらの世界の住人です。

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①グラスに注いで楽しもう

まず、缶や瓶のまま飲んでいる人がいたら是非グラスに入れて飲んでみてください。

日本・海外問わず、ほぼすべてのビールは缶や瓶のまま飲むようには作られておりません。グラスに注ぐことで本来の味を楽しむことが可能です。

クラフトビールの種類が多いということは、そのビールグラスの種類も当然多くなります。

例えばIPAを飲むときはIPA専用グラススタウトを飲むときはスタウト専用グラスといった具合に飲むビールによってグラスを変えることでその味わいをしっかりと引き出せるようになります。

私のおすすめはチェコのシュピゲラウ(SPIEGELAU)のグラスです。
IPAグラス、ウィートビアグラス、スタウトグラスの3種セットチューリップグラスを持っておくと楽しさ倍増です。値段は大体5000円以内で購入可能です。割らなければずっと使えるので是非!

愛用のシュピゲラウグラス3種セット
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②色を楽しもう

グラスに注いだらビールの色を楽しんでみましょう。

ビールというと透き通った黄金色を想像する方も多いと思いますが、赤みがかっていたり、濁っていたり、黒かったり様々な色があります。中には青色や緑色のビールなんかもあったりするので色を楽しむのも一つのポイントです。

また最初に注いだ時の色後の方に注いだ色が全然違うなんて言うパターンもあります。
同じビールでも製造日が違えば色が違ったり。ビールは生き物(酵母)なのでそういった変化も楽しいですよね。

網走ビールの流氷ドラフト

③香り(アロマ)を楽しもう

の次はの出番です。
クラフトビールにハマるキッカケとなることが多いこの香り。アロマとも呼ばれるものです。

原料のモルトやホップに由来するもの、発酵の過程で香りがつくもの、香りの種類も幅広くビールによって全く違います。

グラスに注ぎ、目で色を楽しんだ後はその香りを楽しんでみてください。私レベルになるとビールの香りの香水を探すようになります。ずっとビールと一緒にいたいのです。もう中毒ですね・・・・。

うちゅうブルーイング「DRAGON」はトロピカルな香り

④味わいを楽しもう

ようやく口のゾーンですね。
目→鼻ときたら、いよいよ口の出番です。大変お待たせいたしました。
口ゾーンはやはりポイントが多いのでいくつかに分けて解説していきます。

フレーバー(風味)

まずはフレーバーです。
③の香りとごっちゃになってしまいますが、ここでは口に含んだ時の酸味や苦み、甘みなどの総合的な印象と考えてもらいたいなと思います。

ビール=苦いと思い込んでいる方に是非クラフトビールは飲んでみてもらいたい!苦みの少ない飲みやすいクラフトビールもあるのです。

ボディ

ボディというと胴体のイメージが湧いてしまうと思いますが、ビールの胴体と思ってもらっていいかなと思います。
味わいの軽さや重さを表すもので、飲んだ後「結構ボディが重いな」なんて言ったら一目置かれちゃうかもしれません。

これはワインなどでも使う用語です。
お酒を注文するときなんかも「ボディが軽めのやつ」とか「今日はちょっちボディ重めのをちびちびやりたい」という風に使えます。

お酒の味を表現する一つなので覚えていってください◎

フィニッシュ

私の中でビールの感想にフィニッシュを使う人は「お、知っている人だな」となります(笑)

飲んだ後に口の中に残る余韻のことですね。聞いたことがある言葉だと「キレがある」とかがこのフィニッシュに当たります。あとを引かずにスッキリしているという意味ですね。

甘みが残ったり、苦みが残ったり、特定の材料の風味が残ったり様々です。

暑い日にはキレのあるビールがたまらないよね

⑤温度変化を楽しむ

こちらもクラフトビールの特徴の一つでしょう。

皆さんが想像しているビールって温くなってくると美味しくなくなっていく印象があると思いますが、クラフトビールは温度変化で味わいも変化していきます

最初「ん?」と思うような味がしても、徐々に温度が下がっていくと風味や旨味が増していったり、香りがすごく強くなったりそんな変化もクラフトビールをより楽しむポイントの一つです。

富士桜高原麦酒の「一路平安」
最初ん?と思ったけど温度が下がっていくにつれて
めちゃくちゃ美味くなっていった。

まとめ

さてさて、いかがでしたでしょうか。クラフトビールがもっと楽しくなる5つのポイント

知識が増えるともっともっとお酒が楽しくなるのは間違いないと思います。グラスの紹介や味わいの表現方法などまだまだ書きたいこと(調べたいこと)がたくさんあるので今後もお楽しみに!

今回の内容は強制するものではありません。ビールは楽しみながら飲むっていうのがどんなポイントよりも大事なことですから。

みなさん、今日も酔い一日を!

ビールで明日を幸せに