元採用担当者が解説!採用試験のグループワークで何を見ているのか?

元採用担当者が解説!採用試験のグループワークで何を見ているのか?

2021/5/21
コイケ

仕事するために企業に入社するには、採用試験を経ている人がほとんどだと思います。

採用試験で一般的なのが面接ですが、今は多種多様な採用試験が存在します。

その中でもメジャーなのが「グループワーク」。採用試験の受験者が何人か一組のグループになって与えられた課題をこなす採用試験です。

色んな課題がありますが、中には「このグループワーク採用試験とどんな関係があるんだ・・・?」という疑問を持つような課題も。

一度グループワークを受けたことのある受験者を経験した人なら何を見られていたのか気になるのではないでしょうか?

ましてや、これからグループワークを受験する人ならなおさら気になることでしょう。

そんな疑問にお答えするために、元採用担当者の私がグループワークで何を見ていたのかこの記事にまとめてみました。

あくまでも私の経験上の話になりますが、今後の採用試験対策や、採用する側の人であればグループワークする際の視点として取り入れるなど参考にしてください。



採用試験のグループワークで何を見ているのか?

過去どんなグループワークを行ったのか?

私は、新卒採用で2017年卒~2020年卒の4年間新卒採用担当をしていました。そのなかでグループワークを採用試験に取り入れていました。

具体的にどんなことをやったかというと、以下の通りです。

グループワーク「若い女性と水夫」

1.「若い女性と水夫」というタイトルの文章を読み、5人の登場人物を好感が持てる順に1から5まで順位付けして理由も書いてください。まずはグループで話さずに個人毎にお願いします。

2.個人毎で出した順位をグループ内で一つの答えにしてください。

3.代表者が簡単に発表してください。

【参考資料】

Microsoft Word – 若い女性と水夫ゲーム(第2講).docx

弊社でやったときはリンク先の文言とはちょっと違いますが、概ね同じです。

ある文章を読んでもらい、それに対して質問が出ます。皆さん違う意見が出ますから、制限時間内に最終的にグループで一つの答えを出して発表してもらうというグループワーク。

正直、グループワークの題材は何でもいいと思っています。グループで導き出した結果も合否に影響はありません。

この題材でも絶対的な答えがあるような課題ではないですから、結果はどうでもいいのです。

じゃあ、なおさら「何を見てたの??」となりますよね。

それを以下で説明していきます。

グループワークで採用担当者が見ているところ

1.しぐさ・態度・話し方・クセ

こんなに態度悪い人はいないけど

最も重要なのが人のしぐさや話し方、態度やクセです。

何故かというと、これらは人に対して与える印象に大きく関わり、入社後の研修や教育では直すことができないからです。

営業であればお客様に対して悪い印象を与えかねない話し方やクセがあってはちょっと厳しい。

社内の人間だとしてもコミュニケーションとるときに、会話の内容よりもしぐさが気になると会話の中身が入ってこない。

イライラさせる話し方だと感情が先行してしまい、会話にならないことも。

直すことができない要素を持っている人は、どうしても採用することはできないです。


2.正論を他人に押し付けていないか

正義の女神は人間の数だけいる

討論やチームで一つの答えを導き出すようなワークの際に、正論で理詰めする人は気にしていました。

正論は正しいのかもしれないけど、みんな違う考えを持っているので、協調性も必要です。

相手の考えも受け入れつつ、自分の考えを述べられれば理想だと思います。また、正論だけだと新しい発想が生まれにくいので、職種によっては仇となってしまいます。

正直、私は正論で理詰めするのが得意なので、その観点で言うと残念ながら私は不採用になるかもです笑。

勘違いしないでほしいのは、正論で理詰めできる人が適している職種、求めている会社もいると思うので絶対ダメという事ではないです。

3.周りへの気配りができているか

気配りできる人は仕事もできる

グループワークでのメンバーは初めて会う人ばかりのはず。お互いに気配りができるかどうかも見ています。

自分の意見ばかり言っていないか、発言していない人に発言を促しているか、話し始めは誰から切り出していたか、みんなが嫌がる役割は誰が引き受けたか、などなど。

色んな所で確認できます。

採用側はどんな気配りができていれば合格か基準を設けておくことで、採用試験官が変わっても誰でも同じように合否判断できると思います。

4.他人と異なる意見でも自信を持って言えているか

周りと異なる意見だった場合でも自信を持って言えるかどうかは重要な能力です。例え、6人中自分1人だけが違う意見だったとしても。

個人が書いた答案は試験官も後ろから覗いてみていますが、最終的にグループで一つの答えを出さなきゃいけないのに自分だけ違う意見を言うのは気が引ける人が多い。

でも、組織では凝り固まった考え方で同じような意見しか出なくなった時にこそ、全く異なる意見が欲しいのです。

だから、違う意見でも自信を持って発言できる能力は重要視しています。

違った視点からの意見が爆発的なヒット商品を生むこともありますからね。

まとめ

4年間新卒採用担当者をやった私がグループワークで受験者のどんなところを見ていたのか書いてきました。

グループワークを行うのであれば、何を見るのか、どういった言動があれば合格、不合格とするのかという一定の基準を設けなければ公正な選考とならないと思います。

もちろん、人が人を見るので完全に平等に判断することは不可能でしょう。でもそれでいいと思っています。採用を任された一社員が合否判断するのですから。

また、これらの基準で判断されて不合格になったからと言って、その人の事を否定しているという事はないです。

こうしてどこを見ているか知ってしまうと、良いように見せようとすると思いますが、本当の自分を偽って良いように装っている場合はすぐにバレます。

最低でも最終面接くらいまで行くと、なんか違ったなぁとなります。

最悪入社したとしてもお互い不幸な結果になりかねないので、素の自分で採用選考試験に挑むべき。

つまり、ここまで「グループワークで何を見ているか」書いといてなんですが、グループワークに特別な対策は必要ないという事です。

強いて対策と言えば、どれだけ素の自分を出せるかどうかの対策をしてほしい。

その上でご縁があった会社であれば長続きするし、お互いにとって幸せな事だと思います。

この記事が少しでもお役に立ったのであれば幸いです。

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