新潟で長岡生姜醤油系ラーメンが楽しめるお店特集

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雪国に根付いたホットなラーメンDA!

時は令和。日本海を臨む越後平野には数多のラーメン屋が軒を連ね、連日しのぎを削っている。後に語られるところの新潟ラーメン戦国時代である。

そんな戦乱の最中にあって、一際大きな力を持った勢力がある。「新潟5大ラーメン」とも評されるそれらは、根強い支持の声を得て戦いの中心に君臨していた──。

……というわけでどうもこんにちは。ラーメンラーメン米ラーメン。米米ラーメン米ラーメンが信条のヌマジリです。

ラーメン王国新潟にあって、長年県民から愛される新潟5大ラーメン達。

新潟5大ラーメンとは?

新潟あっさりラーメン
 古町など新潟島周辺の屋台などから発祥したあっさりとした昔ながらの支那そば。

燕三条背脂醤油ラーメン
 洋食器や金物の工場への出前の為に生まれたラーメン。
 ・工場労働者向けに塩分が多いスープ
 ・伸びにくい極太麺
 ・背脂で表面を覆い、冷めにくくしている
 といった特徴を持っている

【長岡生姜醤油ラーメン】
 長岡発祥の生姜のきいた濃い醤油スープのあっさりラーメン。

【新潟濃厚味噌ラーメン】
 西蒲区(旧巻町)発祥の濃厚味噌ラーメン。 麺は極太麺、スープは濃厚な味噌味で割りスープで薄めて食べるスタイル。

【三条カレーラーメン】
 三条市で70年以上の歴史を誇るカレーラーメン。
 ラーメン屋だけでなく、様々な飲食店で提供している。

引用・参考:新潟ラーメン.com 新潟5大ラーメンとは?

このカテゴリに当てはまらない、美味しいラーメン屋さんも当然沢山あります。

ですが、やっぱりこの5大ラーメンの味というのは県民の遺伝子に刻み込まれているらしくて、「あ~これこれ!」となる力がありますよね。

今回取り上げたいのは「長岡生姜醤油」。もちろん本場は長岡になるわけなんですが、今回は新潟市内で食べられる生姜醤油ラーメンというメインに、お店とラーメンを紹介していきたいと思います。

新潟市内で食べられる長岡生姜醤油ラーメン

まずは元祖の味を『青島食堂』

品名(値段)青島ラーメン(800円)
生姜レベル★★
スープやや濃いめ
チャーシュー、メンマ、海苔、ほうれんそう、なると、ネギ

長岡生姜醤油ラーメンと聞いた県民のほとんどが、まず思い浮かべるのが「青島食堂」。生姜醤油系の先駆けにして今なお多くの人に愛され続けるレジェンドです。

甘みのある醤油スープは優しい味わいで、ほのかに香る生姜の香りがホッとするような安心感を与えてくれます。スープに浮く油が美しい。

麺はツルツルシコシコの多加水麺。そいつが少しだけスープを吸って、口の中に一緒にやって来ます。

原点にして頂点と言っても良い。中毒者続出の名店です。まずはここから味わってみてください。ちなみに編集長フジタ激推しの店でもあります。ちょっと引くくらい推してくるので要注意です。

激推しすぎてこんな記事も書いてます

店舗情報(今回行ったお店)

店舗名青島食堂 司菜 南万代店
住所 新潟県新潟市中央区南万代町2-14
営業時間11:00~20:00
定休日火曜
地図https://goo.gl/maps/M7FQJxN5m71aD6vM6

濃い口のスープにキレのある生姜『めんくま』

品名(値段)正油ラーメン(700円)
生姜レベル★★★★
スープ濃いめ
チャーシュー、メンマ、海苔、ホウレンソウ、ネギ

こちらは女池にあります「めんくま」さん。元「ヒグマ」ですね。お昼時は駐車場が埋まる人気店です。

着丼と同時にブアッと生姜の強い香りがあります。しかしそれに負けないのが濃い口の醤油スープ。黒いよね。醤油の旨味がしみるキリっとした味わいで、後に生姜の風味が残る感じです。

麺はやや黄色味が強く、縮れた中太麺。プリプリとした食感ながらスープもしっかり染みている。

生姜はもちろんのこと、醤油の旨味も存分に感じたいあなたにオススメです。

店舗情報

店舗名めんくま 女池店
住所 新潟県新潟市中央区鳥屋野1-9-16
営業時間平日 11:00~15:00
   17:00~21:30
休日 11:00~21:30
定休日火曜
地図https://goo.gl/maps/93B6P25a9HmQYN7B6

ほっとする優しい王道『あおきや』

品名(値段)ラーメン(680円)
生姜レベル
スープ優しめ
チャーシュー、メンマ、海苔、ホウレンソウ、ネギ

フードコートの中にある店と侮るなかれ。「あおきや」は長岡生姜醤油系の老舗のひとつです。

穏やかな醤油スープは油分も少なく、ストレートな味わい。甘みが良く感じられる。そこに加わる淡い生姜の風味が心地よい。

中太のストレート麺はチュルっとしてのど越しが良い。やや柔らかめだったので、こだわる人は「かため」をお願いしても良いかも。

全体を通じて優しい仕上がり。ほっと一息つける王道の生姜醤油。尖りのない味を楽しみたいあなたに。

店舗情報

店舗名ラーメンあおきや スーパーセンタームサシ新潟店
住所 新潟県新潟市中央区姥ヶ山45-1
営業時間10:00~19:30
定休日無し
地図https://goo.gl/maps/oeTSMJpDzRjtxWap8

ちょっぴりビターな大人の味わい『鶏処』

品名(値段)鶏処しょうゆ(680円)
生姜レベル★★★
スープやや濃いめ
チャーシュー、メンマ、ネギ、かいわれ

江南区にある「鶏処」さん。夜に行きましたが、小さい子のいる家族も多く、店内は非常に明るく暖かいムードでした。

醤油の旨味がキリッと立つストレートなスープに、生姜やネギやカイワレの辛味が加わり、全体の味をキュッと引き締めてくれています。

中細麺はプリっとした食感でスープをよく含んでくれます。小麦の香りもしっかり鼻へ抜ける。

生姜や他の具材で、引き締まったビターな味わいになっております。少し大人な味覚のあなたにオススメ。

店舗情報

店舗名 麺家 鶏処 -TORIKO-
住所 新潟県新潟市江南区元町3-2-29
営業時間平日 11:00~15:00
   17:00~21:00
日曜 11:00~20:00
定休日木曜
地図https://goo.gl/maps/VV2yJpqPUimvEso8A

だし香るあっさり生姜醤油『樹よし』

品名(値段)生姜醤油ラーメン(680円)
生姜レベル★★★
スープ優しい
チャーシュー、メンマ、海苔、ホウレンソウ、ネギ、白ネギ、かいわれ

東区にある「樹よし」さん。落ち着いた雰囲気のお店で、じっくりと目の前のラーメンと向かい合う時間を味わえます。

鶏ガラベースの醤油スープはだしの香りがふわっと香る優しい味わい。濃い口が多い生姜醤油系では珍しいあっさり系ですね。

それでいてきちんと後味にはカーっとする生姜の味わいが顔を出し、味全体を引き締めてくれます。

弾力のある多加水細麺はほどよくアルデンテに仕上げられており、歯で噛み切る食感も楽しい。

あっさり、かつ生姜のキレがしっかり効いた一杯。ひと味違う生姜醤油系です。

店舗情報

店舗名 ラーメン 樹よし -Kiyoshi-
住所 新潟県新潟市東区上木戸1-3-12
営業時間11:00~15:00、17:30~21:00
定休日火曜
地図https://goo.gl/maps/oFDN1FBuJNSXsiZt7

生姜ジャンキーに『ちょび吉』

品名(値段)ド生姜醤油ラーメン(750円)
生姜レベル★★★★★
スープ濃いめ
チャーシュー、メンマ、海苔、ナルト、ホウレンソウ、ネギ

中央区にある「ちょび吉」はなんてったって生姜へのこだわりが違う。だって普通の生姜醤油ラーメンじゃないもんな。“ド”生姜醤油ラーメンだもんな。

わずかに濁りのある醤油スープは、一口飲むと生姜の味わいがガツンと来て、その名に違わぬ仕上がりになっています。食べてるとカッカしてくるくらい。

麺は中太ストレートでぷりぷりした食感。上手にスープを含んで、生姜の風味を口まで届けてくれます。

より強い生姜好きへは特性の生姜ペースト「ジンペー」(+30円)もあり、まさに生姜好きによる生姜好きの店と言ったところ。

ハードなジンジャー感を求める生姜ジャンキーなあなたに

店舗情報

店舗名 オレたちのラーメン ちょび吉
住所 新潟県新潟市中央区春日町3-4
営業時間平日 11:30~18:00
休日 11:30~14:00
定休日月曜
地図https://goo.gl/maps/sNZY5UgqCdHXLC1W7

本場長岡のお店も調べてみた

以上、新潟市内で食べられる生姜醤油ラーメン達を紹介してみましたが……。

フジタ
フジタ

言うても本場は我が故郷長岡やろがい!

うん、そうなんですよね。

折角なので長岡のお店も調べてみたので紹介していこうと思います。これはもう紹介というか、僕が長岡に行った時用ですね。

らーめん たいち

青島食堂以外で、生姜醤油の人気店と言われればたいちが浮かびます。数年前に長岡に住んでいた友人にも連れて行ってもらった思い出あり。

特盛にするとかなりのボリュームです。

基本の一杯正油ラーメン(750円)
住所 〒940-2026 新潟県長岡市堺東町50
営業時間平日 11:00~20:30
休日 10:00~20:30
定休日無し
地図https://goo.gl/maps/mCKLeeGNkmTUexvw5
店舗サイトhttps://ramentaichi.com/

らーめん 大喜

スープに浮く油、生姜感は共に控えめで、醤油スープにそっと風味を加えているストレートな味わい。

卓上にはネギが置いてあり、なんとそれは入れ放題なんだとか。

基本の一杯ラーメン(690円)
住所 〒940-0883 新潟県長岡市小曽根町135
営業時間11:00~14:30、17:00~19:00
定休日無し
地図https://goo.gl/maps/E1MheWLQCxxjYBj86

らーめん みずさわ

古くから地域の人に愛される老舗。

スープの色は濃いめですが澄んでおり、優しい味わいが特徴とのこと。

基本の一杯ラーメン(700円)
住所  〒940-0021 新潟県長岡市城岡1丁目4−6
営業時間11:00~15:00、17:00~20:00
定休日月曜日
地図https://goo.gl/maps/3doJgRwCuEVGkdsH8

らーめん ヒグマ

新潟にあるめんくまの前身。

醤油と生姜のキリっとした味わいに仕上げられたスープが特徴です。

基本の一杯正油らーめん(750円)
住所 〒940-2121 新潟県長岡市喜多町事業地内4街区36画地外
営業時間11:00~21:00
定休日月曜日
地図https://goo.gl/maps/9Jzxj6g8o6nLXwQy5

まとめ

というわけで今回は新潟市内で食べられる生姜醤油系ラーメンをメインに紹介してみました。

新潟5大ラーメンとして、長きに渡り県民から支持されてきた味。そこには愛されるだけの理由がもちろんある。

日本海に面し、冬は厳しい寒さに晒される新潟では、身体を芯から温めてくれるような一杯が嬉しい。

皆さんにもぜひ一度味わってみて欲しいと思います。素敵なラーメンライフを!

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