
新潟市内の小学生は修学旅行で佐渡に行きがち。
そうだ 佐渡、行こう。

ねえお城さん。折角のお休み。どこか旅行にでも行きましょうよ。でもあまり遠出しても疲れるし……そうだ、佐渡なんてどうかしら?

あら、いいわね!お華さん! そういえばまだ行ったことないし、これは佐渡で決まりね!

よ~し、行くわよ~佐渡!

盛り上がってきたわね!

ところでお城さん。佐渡ってどうやって行けばいいのか知ってらっしゃる? 私、恥ずかしながら存じ上げなくて……。

え? ん~んふふ。知らな~い♡
日本海に浮かぶ離島、佐渡ヶ島。そんな佐渡に行ってみたくて、こ~んな会話をしている方々、いらっしゃるのではないでしょうか?

島って魅力的ですけど、実際問題どうやって行けばいいのかってよく分からないですよね? 新潟在住20数年の僕的には、ぜひ皆さんに佐渡へ足を運んでほしい……!
というわけで今回は佐渡ヶ島への行き方と現地での交通手段や、それにかかる費用など諸々をまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。
実際に行ってみた記事はこちら!
佐渡ヶ島への行き方&費用などなど
上陸手段は「船」
まず佐渡へ渡る方法ですが、これは2023年6月現在では航路のみとなっております。船ですね。
爽やかな夏空の下、修学旅行生のみなさんを乗せたときわ丸が出港していきました😊
— 佐渡汽船株式会社【公式】 (@sadokisen_0203) June 10, 2021
お見送りをさせてもらったところ、手を振ってくれました~👋
佐渡でおもいっきり思い出を作ってくださいね🙌
いってらっしゃい~🛳️🌊☀️ pic.twitter.com/3SO9J44mic
航路としては「新潟港-両津港」と「直江津港-小木港」の2つ。そして船の種類としては「カーフェリー」と「ジェットフォイル」の2種類があります。
新潟港-両津港 カーフェリーorジェットフォイル
■カーフェリー
・所要時間:約2時間30分
https://www.sadokisen.co.jp/faretables/faretable-route1-f
・1日5便ほど
・自動車航送可能(別途料金)
・料金
スイート:16,640円~
特 等:7,430円~
1 等:5,150円~
2 等:3,090円~
※時期、燃料油価格変動調整金によって変動有。大体の金額を記載。
※小児(小学生まで)はこの約半分の料金
■ジェットフォイル
・所要時間:約1時間
https://www.sadokisen.co.jp/faretables/faretable-route1-j
・1日6便ほど
・料金:7,180円~
※時期、燃料油価格変動調整金によって変動有。大体の金額を記載。
※小児(小学生まで)はこの約半分の料金
直江津港-小木港 カーフェリー
■カーフェリー
・所要時間:約2時間40分
https://www.sadokisen.co.jp/faretables/faretable-route2-f
・1日2便ほど
・料金:
特 等:8,100円~
1 等:5,150円~
2 等:3,300円~
※時期、燃料油価格変動調整金によって変動有。大体の金額を記載。
※小児(小学生まで)はこの約半分の料金
ざっとまとめるとこんな感じ。
ジェットフォイルは新潟港からしか出ていません。
カーフェリーはジェットフォイルよりも佐渡に着くまでに時間はかかりますが、船内に売店や食堂などもありますし、何よりゆったりと船旅を楽しむことが出来るのが魅力!

料金に関する詳細はこちらのリンクから。
船室のグレードは4段階あり、スイートはホテルのお高い部屋、特級はホテルの良い部屋というイメージでいるといいかも。
1等はフルリクライニング可能な大きめの椅子or布団と枕付きの横になって寝られる席。2等は待合室の椅子のような席or雑魚寝の絨毯席という感じです。
特に気にしないなら2等雑魚寝席でも十分です。スペースさえあれば横にもなれます。帰りは疲れてるから、ゆっくり休みたい……という場合であれば、1等席を予約すると良いですね。
直江津-小木間の航路についてはカーフェリーしかなく、1日の本数も少ないため注意が必要です。
ジェットフォイルでは車両の航送はできないため、自家用車を佐渡に持って行きたいということであれば、カーフェリーに乗りましょう。
自動車の航送料金についてはその車の長さによって変動するのですが、普通の車であれば片道15,000円~20,000円ほどを見込んでおけばよいかと思います。結構しますよね……。
高いけど自分の車を持って行った方が良いのか、それとも現地で移動手段を調達した方が良いのか。
それは次の項目で紹介する内容にも関わってきますので、そちらをご覧ください。
島内での移動手段について
さて、無事佐渡に上陸したとして、どうやって移動をすれば良いのか? 佐渡は面積的に東京23区の約1.5倍の大きさを持つ広い島です。歩いて移動していたのでは日が暮れてしまいますわ。
というわけで、主な移動手段としてはやはり車ということになります。佐渡は景観が非常に良いので、ドライブしてるだけでも楽しいですよ。


カーフェリーで自分の車を持ってきているのならば当然それに乗ればよし。では持ってこなかった人はというと、現地でレンタカーを借りることになります。
港の周りにはレンタカー店が多数ありますので、よほどの観光シーズンでなければ問題なく予約はできると思います。逆に言うと大型連休などの場合は早めに抑えておくのが良いですね。
レンタカーと自家用車はどっちがおトク?
で料金についてですが、基本的な車両の使用量+任意加入の保険+ガソリン代を合算すると、12時間利用の場合は7,000円~8,000円。24時間利用の場合は10,000円~12,000円くらいになるのではないかと思います。
車両の航送料が往復で30,000円~40,000円ほどになるので、単純に4日以上の長期滞在する場合は自家用車を持って行ったほうが良いですね。
日帰り、または1泊2日の観光程度であれば、断然レンタカーのほうがお得です。
また、

いやまあ観光もいいけど、今回の旅行はとにかくゆっくりするのが目的だから。旅館に泊まって温泉入って美味い物食べられればそれで十分だから。
などという割り切り旅の場合は、路線バスやタクシーを用いて移動するのも良いと思います。
両津-相川など、佐渡の中心部を走る路線であれば1時間に1回ほどバスが出ているので、時間を調べて行けば問題なく宿まで移動できるでしょう。浮かせた移動費を宿代にあてて、グレードの高いお部屋に泊まってもいいですね。
番外編:飛行機で佐渡に行ける時代、再来!?
知らない人も多いですが、実は佐渡にも空港があるんです。

かつては大手航空会社の定期便が就航していた「佐渡空港」。ですが、残念ながら2014年から2023年6月現在までずっと運休状態……。
そんな佐渡空港に、トキエア株式会社の新潟-佐渡と東京方面-佐渡の発着便が就航予定というニュースが!就航スタートは2024年夏以降を予定しているとか。
順調にいけば来年の今頃か少しあとくらいには飛行機で佐渡に行けるようになってるかもしれないなんて、なんかアツイ!

もちろんゆったり船旅もいいけど、今よりもさらに短時間で行けるようになったら旅行のハードルがぐっと下がるなぁ~!もはやご近所感覚かも(笑)
東京から直通で佐渡に行けるようになれば新潟県民以外の佐渡への観光客の増加も見込めそうですし、もう早く実現してくれ~!
まとめ
以上、今回は佐渡旅行でかかる交通費についてまとめてみました。
佐渡へ行く方法としては船で、それには3つのルートがありました。長期滞在の場合は車を持って行った方がいいので、新潟港から乗船したほうが良いですね。
逆に短期間の観光であれば、自家用車は本土に置いていき、現地で移動手段を確保するのが良いでしょう。
佐渡は美味しい物も多くて温泉もあります。自然も豊かでいい意味で「田舎」って感じ。時間がゆっくり流れていく感じを味わうことができます。
ぜひ一度、佐渡の魅力を味わいに行ってみてください。
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